「原因」と「結果」の法則2

  • サンマーク出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (164ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763195555

感想・レビュー・書評

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  • ①のアレンジ。
    本質は①で語っていることと同じなので、一度読めばリピはないかな。

  • ■書名

    書名:「原因」と「結果」の法則2
    著者:ジェームズ・アレン

    ■概要

    「結果」の法則』よりも、さらに深く、より実践的に、人生の真実
    を綴った伝説の名著、初の完訳。真の成功と幸福を求めるすべての
    人々に贈る、珠玉の言葉であふれたアレン哲学の真髄!40万部突破
    のベストセラー第2弾!
    (From amazon)

    ■感想

    原因と結果の法則の2冊目です。
    基本的には、一冊目と同じ事を言っているのかな?と思います。
    ポイントは以下となると思います。

    ・「悪い事」という「結果」の「原因」は「無知」である。
    ・「外側の人生」という「結果の」「原因」は「自分の内側の世界」である。
    ・自分の心をコントロールしなければなりません。
    ・人からもらうのではなく、人に与える。(見返りは求めない)

    この本の軸は、「原因」と「結果」の2つです。

    なので、どの話も、「原因」と「結果」という単語でまとめる事が
    出来るようになっています。

    ただ、少しくどい。
    何度も違う言葉で、同じ事繰り返しています。

    この中で書かれている事も一つの宗教だと思いますが、有料で無く、
    自分以外の何かのせい、何かに助けを求めるという事はしていない
    ので、信じてもいいと思います。

    実際、ここに記載されている事はほぼその通りだと思います。
    でも、100%この通りかというと、それは違うと思います。
    大事な人を傷つけられたり、殺されたりしても、それを悲しむ自分が
    悪い(自分が悲しいから悲しいと思う)というのは、如何なものかと・・・・
    物事をポジティブに捉える事は大事ですが、悲しみを受け入れて乗
    り越えないと、なんでもかんでも穏やかな気持ちで過ごせないでしょう。

    あと、「自分を大事にしないで他人を大事にする」とかね。
    これも自分には、意味が分からない。

    まあ、本を読んでどこを信じるかは人それぞれです。
    自分が気に入る部分を実践していけばいいと思います。

    この本を読むなら、一冊目を読めば十分かな?と思います。

    ■自分がこの作品のPOPを作るとしたら?(最大5行)

    超有名著書の続編。
    読めば「そんあことない!」と思いながらも、「確かにそうかも・・・」
    と思う点が必ずあるはず。
    それを認められれば、それだけで、この本を読んだ意味はあるかも。
    どこかの国のように人のせいにするのは、もう卒業しましょう!

    ■気になった点

    ・「悪いこと」は無知の直接的な結果です。

    ・「悪い事」から解放されたいのなら、意欲的に学習する事です。

    ・貴方の世界は、あなたの内側の状態が投影されたもの。

    ・あなたがいま不幸せなら、不幸せな思いを巡らしているからです。

    ・あなたの感情の原因は、あなたの外側ではなく、内側に横たわっ
     ているのです。

    ・外側の世界が自分の人生の支配権を持つと信じると事で、外側の
     世界に強力なパワーを与えてしまっているのです。

    ・★あなたは優しさを求めているのでしょうか。ならば、優しくなる
     事です。
     あなたは真実を求めているのでしょうか。ならば、正直になること
     です。

    ・原因と結果の法則から外れたものは、何一つ永続する事はありま
     せん。

    ・あなたが歩んでいく道が険しく見えるなら、それが本物の道である
     証です。

    ・最初に魅力的に見えるものは、幻想や誤りであることがとても多い
     です。

    ・不平はあなたを自己破滅へと導く恐ろしい罠です。

    ・あなたが手にできるのは、あなたが手にするに値する物だけです。

    ・まず、自分が今持っているものを有効に用いて、着実な前進をする
     ことです。

    ・もし、あなたが今の自由時間を無駄遣いしているとしたら、それが
     増えた所で何の意味もありません。ますます、怠け者になることで
     しょう。

    ・自分こそが運命の設計者である。

    ・強欲、嫌悪、怒り、虚栄心、慢心、自堕落、利己心、強情といった
     ものは貧しさであり弱さです。
     愛、清らか、優しさ、同情、忍耐、寛大、思いやりは豊かさであり
     強さです。

    ・従業員と最高の関係を保つ方法は一つだ。自分がしてほしいと思う
     ことを彼らにしてあげる。

    ・★目を閉じて、過去の幸せな出来事に集中し、心を速やかに平和と強さ
     の次元に引き戻す事です。

    ・病気は、それを引き寄せる人のもとにやってきます。

    ・愚かな人間は、単に願い、不平を言います。
     賢い人間は、働き、待っています。

    ・小さな仕事の完遂の先には、必ず大きな仕事が待っています。

    ・激しい感情は真のパワーではありません。

    ・パワーの始まりは、知恵の始まりのようです。

    ・あなたが「自分の不幸を創り出しているのは、自分自身の身勝手な
     思いである」と認めるならば、楽園の門を近くを歩いています。

  • 前作に続き思わず姿勢を正してしまうような、声に出して一言一句丁寧に体に取り込みながら読みたい内容だった。ジェームズ・アレンの思想と言葉は、人の心を浄化させる力を持っている。この文章を読んで綺麗な心で在りたいと願うのは、ごくごく自然なことだと思う。

  • 人生の本質を考えられる本。悪いことは、自分にとって必要だからやってくる。克服した時、もはやその悪い影はやってこない。


    ●自らを統治している人間の前では、外側の物事はいかなるパワーも発揮できない。
    ●心をきれいにすること。
    ●悪いことは束の間の影。
    ●内側の成長なくして外側の成長はない。
    ●誰にもいかなる騒音にも邪魔されない自分だけの場所を見つけ、そこで毎日静かな時間を過ごすようにする。じぶんの心が不安に満ちた低レベルの状態に後戻りしたと感じた時には、またこの作業を行い、心をすみやかに平和と強さの次元へと引き戻す。
    ●穏やかな心のみが所持できる鋭い洞察力と優れた判断力。

  • 心に残った言葉
    ■この宇宙には、無知の結果でない「悪いこと」はひとつも存在していません。「悪いこと」は、もしあなたがそれから何かを学んだならば、あなたをよりハイレベルの知恵へと導いたあとで、きれいに消滅することになります。

    ■不平は、あなたを自己破滅へと導く恐ろしい罠です。

    ■他の人たちを責めるのをやめ、自分自身を戒めはじめることです。完璧な正義と調和しない自分の行い、願い、思いを、厳しく戒めつづけることです。

    ■いかなる困難も、穏やかでパワフルな心が克服できないほどには大きくありません。

    最初に読んだときはあまりこの本の良さが分からなかったけれど、このレビューを書くときに読み直したら、心に残る言葉がいくつも書いてあった。
    1冊目も読んでみたくなった。

  • 2.8

  • ジェームズ・アレンは厳しいと思っていたが、段々とこのくらいの覚悟が必要なんだなと思えるようになってきた。
    自分の内側を意識すること、外側の状況は自分の内側を反映しているのだから、内側を整えることで外側も整う。

    穏やかに生きる。競争に参加しない。

  • ジェームズ・アレンに会いたい。インタビューしたい。なぜそう考えを導き出せた?何をしてきた?
    墓場で話し合おうか。君が好きだよ。また姿を見せてくれたら私は君の友人になる。話しを聞かせてくれ。生きづらかったんじゃないか?


  • 2021/06/09 読了

    今の自分の周りの不満は全て自分の中にある考え方や思いの結果である。
    色々な自己啓発本に書かれている中でもこの本が原点なんだなって感じがしました。

    身勝手な自我は不幸の種
    幸せとは内側が十分に満たされている状態

    自分の個人的な幸せを利己的に追い求めている限り、幸せは逃げていく。
    私欲を放棄し、他の人たちへの奉仕に没頭できたならば、その努力に応じた規模の幸せがもたらされる。
    愛されることの中ではなく、愛することの中で祝福を得る。求めることの中ではなく、与えることの中で求めているものを発見する。


    自分の思考エネルギーを正しくコントロールすることで、自分の外側の人生を思い通りのものに作り上げられる。

  • 人間が幸福に至るために必要な考え方、心構えが書かれていた。

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著者プロフィール

1864年、イングランド中部レスターに生まれる。家業は靴下編み工場だったが、15歳のとき渡米した父親が亡くなり、学校を退学して自らも靴下編み工場で働く。17歳のときに父親の蔵書だったシェークスピアに没頭。その後、労働以外の時間をすべて読書にあて、エマーソンやトルストイを読みふける生活を続けた。25歳の頃、故郷のレスターからロンドンに移り、個人付き秘書として働きながら、執筆活動を始める。1902年、雑誌「The Light of Reason」を立ち上げ、その編集にあたるのを機に執筆に専念。29歳でリリーと結婚。ロンドンからイルフラクームに居を移し、生涯ここで暮らすことになる。1912年に48歳で亡くなるまで、本書をはじめ19冊の著書を刊行。後の世界に広範な読者をもつ。

「2019年 『人は考えたとおりの人間になる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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