- Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
- / ISBN・EAN: 9784763195807
感想・レビュー・書評
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64卦、8×8個の要素の組み合わせ、それぞれから示唆される内容は、とてもバラエティーに富んでいる。
易を占いに使う場合、どれだけ相手に寄り添えるか、相手の立場に立てるかで、伝わり方が変わるのだろう。
どんな卦も、前に進むため、背中を押すために使うと言う著者の考え方が良い。
こんな占い方なら、きっと相手に届く事だろうと思う。
占いは人を怖がらせるようなイメージがあり、あまりイメージが良くなかったが、こんな気持で占ってもらえるなら、ぜひ聞いてみたいと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
例が古くてもなんとなく分かるのでそこは大丈夫。
入門としてはとても分かりやすくとっつきやすい。 -
かつてベストセラーとなった伝説の名著の復刻版。
周易について分かりやすく解説されています。
六十四卦の解説は、最後に黄師の占例が紹介されています。
爻まで出さずに卦だけで見た占例です。
卦本来の意味だけで解釈する占例も勉強になります。卦だけでも連想を広げていくと、かなり広く細かいところまで分かるものです。
「山水蒙」の項目で、ヘッセ『ガラス玉遊戯』で、主人公が易の師匠に弟子入りするシーンが紹介されています。
これは読まないといけないな。
何とコラボ映画化もされたとか。
『B・G物語 易入門』
これは見たい。
http://iching.seesaa.net/article/447531088.html -
わかりやすいが、そもそも易経や占いに興味がないと辛い。
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易の思想を具体例を用いて、分かりやすく解説している入門者向けの良本であると思う。
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入門としてわかりやすかったです。
各交辞はないので、詳しく見たい時は他のと併用すると良いと思う。 -
易は東洋占術の原点。九星気学も易から発生した占いだし、深見先生がいつも易の話をされるので、入門書として読んでみました。
とても分かりやすく書かれていました。
易は東洋の神秘ですねぇ。しみじみ感動しました。
こんな素晴らしいものが、2000年以上も前にあったなんて、すごすぎます。
「帝王の学問」として、古来中国の為政者や知識人にとって必読の書だったんですね。
日本でも易経が「あたりまえの教養」だった時期もあるようですね。
何度も繰り返し読んで、勉強していきたいと思います。