「原因」と「結果」の法則 ベーシック版

  • サンマーク出版
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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (95ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763196330

感想・レビュー・書評

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  • 2022/03/22 2冊目

  • シンプルだけど深い〜♪♪

    たまに読み返してます☆^0^
    (ただいま貸し出し中〜)

  • すごく良かった!!

    ・もしあなたが、自分の心の中身を調査し、意地悪な思い、ずるい思い、怒りに満ちた思いなどの悪い思いを、
     やさしい思い、誠実な思い、穏やかな思いなどの良い思いに、一つひとつ変えながら、その結果として自分の行いが、
     さらには環境までがどのように変化するかを、ねばり強く観察しつづけたならば、
     「人間は自分の人格の作者であり、 自分の環境と運命の設計者である」という真実に、必ず気づくことになるでしょう。

    ・自分自身を改善することこそが「自己犠牲」。
     「自己犠牲」とは、心のなかから悪い思いを追い払うことで、そのなかをよりよい状態に変えること。

    ・苦悩は、つねに、なんらかの悪い思いの結果です。
     もし、苦悩を手にしているとしたら、それは、自分を存在させている法則に刃向かって生きていることを示す、
     明らかなサインです。

    ・とても多くの人たちが、心の中でめぐらし続けている自分の思いを、隠しとおせるものだと思い込んでいます。
     でも、それは幻想です。

    ・あらゆる悪い思いが、誤った行いの結果として、苦悩に満ちた、不愉快な環境として姿をあらわします。
     ◆野蛮な思い・我慢を知らない・感情的な行い ⇒ 争いごとに満ちた醜い環境
     ◆恐れや不安に満ちた弱々しい思い・おどおどした行い ⇒ 失敗やトラブルに満ちた環境
     ◆ずるい思い・不正直な行い ⇒ 友達のいない・さびしい環境
     ◆意地悪な思い・他人を攻撃する行い ⇒ 不安と恐怖に満ちた環境
     ◆身勝手な思い・他人を傷つける行い ⇒ 敵ばかりいる環境

     同様に、あらゆる良い思いが、正しい行いとして、明るい快適な環境として姿をあらわします。
     ◆気高い思い、つつしみ深い穏やかな行い ⇒ 平和と幸せに満ちた環境
     ◆希望と勇気に満ちた強い思い、すばやい決断や前向きな行動 ⇒ 自由と成功と豊かさに満ちた環境
     ◆誠実な思い、正直な行い ⇒ 喜びに満ちあふれた環境
     ◆やさしい思い、他人を守ろうとする行い ⇒ 安全と安心に満ちた環境
     ◆愛に満ちた思い、周囲の人たちを思いやる行い ⇒ 長続きする繁栄と真の豊かさに満ちた環境

    ・自分の思いは完璧にコントロールできる。それには、心の強さが不可欠。

    ・あなたの環境は、あなた自身の心を映す万華鏡。
     それは、刻一刻と姿を変え、あなたの心の中身をさまざまな形で見せてくれます。

    ・悪意、皮肉、疑い、嫉妬などで心を満たし続けているとき、人間は、自ら作り上げた牢獄の中に、
     みずからを閉じ込めているようなもの。
     いっぽう、つねに愛に満ちた思いをめぐらしながら、あらゆる人に好意を抱き、あらゆる人と楽しく接し、
     あらゆる人の中にある良いものをさがしつづけているとき、人間は天国への道を歩いています。

    ・自分の心から悪い思いを追い払う努力をつづけることで、弱さ、絶望、苦悩のなかから抜け出せます。
     いっぽう、その努力をおこたることは、弱さ、絶望、苦悩のなかに、とどまりつづけることです。

    ・穏やかな心は、この上なく美しい知恵の宝石です。
     自分の思いをコントロールする努力を粘り強く続けて初めて身につくもので、
     これには気高い人格と「原因と結果の法則」に関する正しい理解が必要。

    ・良い思い、正しい思いは、幸せな人生をつくるための一番の道具です。
     「静かにしていなさい。穏やかにしているのですよ。」と心に語りかけるのです。

著者プロフィール

1864年、イングランド中部レスターに生まれる。家業は靴下編み工場だったが、15歳のとき渡米した父親が亡くなり、学校を退学して自らも靴下編み工場で働く。17歳のときに父親の蔵書だったシェークスピアに没頭。その後、労働以外の時間をすべて読書にあて、エマーソンやトルストイを読みふける生活を続けた。25歳の頃、故郷のレスターからロンドンに移り、個人付き秘書として働きながら、執筆活動を始める。1902年、雑誌「The Light of Reason」を立ち上げ、その編集にあたるのを機に執筆に専念。29歳でリリーと結婚。ロンドンからイルフラクームに居を移し、生涯ここで暮らすことになる。1912年に48歳で亡くなるまで、本書をはじめ19冊の著書を刊行。後の世界に広範な読者をもつ。

「2019年 『人は考えたとおりの人間になる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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