問いの魔力

著者 : 表三郎

• サンマーク出版 (2008年9月24日発売)

感想・レビュー・書評

[ほじゅどー（旧あお）さんの感想 · 2016年4月25日]

人の人生はどのような「問い」を持って生きてきたかで決まる。「哲学」に「答え」を求めるな。哲学に学ぶべきは答えではなく「問い」の立て方。問いのレベルを上げるための思考法。大事なのはどこまで問いを深めていくことができるか。答えでは自分で見つけてこそ意味がある。考え抜くためには「時間の使い方」と「物事を抽象化する能力」が大事。他人の言葉を使わず「自分の言葉」で考えよ。理解できない部分にこそ大切なものが隠れている。「自我は自分の外にある」「外の世界を観察することで自我を捉えることができる」だから日記を書け。

[daigokojiさんの感想 · 2012年1月18日]

何を隠そう、２０代のぼくは、「オモテ信者」の一人でした（でも「かくれ」の。とはいえ、講義のテープさえ集めてた・・・が今はない）。
1つだけ要望。
本人のこだわりはともかく、もっと本を出して欲しい（本人にとっての駄作でもかまわない）。

[M.I.Zさんの感想 · 2011年3月25日]

オモテ信者のバイブル。読めば、活気ある表先生の授業を思い出します。

[おかちゃんさんの感想 · 2009年3月22日]

表三郎師の本です。
この書は、哲学史を題材にした表三郎自身の思想史の本です。
おもしろいです。