ものづくり魂――この原点を忘れた企業は滅びる

著者 :
制作 : 柳下 要司郎 
  • サンマーク出版
3.25
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本棚登録 : 87
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763196613

感想・レビュー・書評

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  • 井深さんが語る、本田宗一郎の話。ところどころ出てくる、本田のおやじの言葉がなかなか身にしみる。後半は、盛田と井深の対談がメイン。亡くなった時期がほとんど違わなかったのは知らなかった。それほど、お互い信頼し、頼り合ってきた仲なのであろう。人間の生命力というものを改めて考えさせられるエピソードだった。

    注目点
    ・ものを作らずとして会社と言えるか
    ・本田の試したり
    ・子供には過去がないから、そのときの相場で物を言う。
    ・徳川家康。たったひとりの英雄を生かすために、多くの人を犠牲にするのがあたりまえの時代。
    ・何冊か本を読むと、もうなんでもわかったような気になる安直な本の読み方。
    ・まず工場から冷暖房完備
    ・虫で全滅して、フランスのぶどうは今や、すべてカリフォルニアのぶどうの接ぎ木。
    ・ソニーは、バブルの時代も、本業以外にお金は使わなかった。
    ・自分たちが一所懸命作った物を大切にしろ。
    ・Pascoは盛田のおやじの会社。Pan 敷島 company。

  • 「わが友、本田宗一郎」とソニー社内報の井深、盛田対談を一冊の本にまとめてある。「わが友、本田宗一郎」が既読であったため、対して面白くなかったが、技術立国の立役者3人の本なので、エンジニアの方、一読あれ。

  • 技術者として読んでみた。

    この時代でこの人達の話を見るとなかなかおもしろかった。歴史本のような感じ。

  • モノづくりへの情熱を大切に

  • 野中郁次郎『経営は哲学なり』では、SONYの経営哲学に言及。SONYファン必見!!

  • ●<A HREF="http://endinear.way-nifty.com/blog/2005/11/post_8fdd.html">ものづくりを応援!技術士やまさんの『えんぢに屋本舗』【05/11/02号】</A>

  • 何かをつくろうとするときに必要なのは知識じゃなく意欲

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著者プロフィール

1908年4月生まれ。1933年、早稲田大学理工学部卒。写真化学研究所、日本光音株式会社、日本測定器株式会社を経て、1945年10月、東京通信研究所設立。1946年5月、東京通信研究所を改組し、東京通信工業株式会社(現ソニー株式会社)を設立、代表取締役専務就任。代表取締役社長、会長などを歴任。1992年11月、文化勲章。1997年12月19日逝去。勲一等旭日桐花大綬章。

「2012年 『井深大 自由闊達にして愉快なる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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