よし、かかってこい!

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著者 : 大野勝彦
  • サンマーク (2007年7月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763197504

作品紹介

「まだ…おれは死なれん!」働きざかりの45歳、ある日突然、両手を失った-。なにごとにも「よし、かかってこい!」の気持ちでどんな困難ものりこえ、ほんとうのしあわせに気づき、ついには美術館づくりの夢までかなえた男のものがたり。「奇跡体験!アンビリバボー」(フジテレビ系)や「ハイビジョンふるさと発」(NHK‐BShi)でも紹介された、"両手を失った画家"大野勝彦はじめての手記。

よし、かかってこい!の感想・レビュー・書評

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  • 45才で両手の下半分を事故でなくした男が、それでも前向きに絵や詩を書いたり講演会を開いたりして、周囲に感謝し、自分を受け入れ、生きていっていることを書いた手記。

    末尾の方に「自分の殻に閉じこもったり、なかには自ら命を絶ってしまう子どもたち・・・」に向けて
    「もっと自分を好きになってください。
    もっと自分を認めてあげてください。
    もっと自分に自信をもってください」
    と書いているが、それで子どもが解放されるなら楽なことだ。

    著者は事故当時は投げやりだったと書いているが、事故に至る前の人生も(周囲への感謝は足りなかったかもしれないが)順風満帆できていたみたいだし、きっと著者はもともとポジティブな人なのだ。でなきゃこんな短時間でポジティブに転向できるわけがない。

    著者は心を病んでいる人の気持ちを分かっているのだろうか。前向きになりたくてもなれない、古傷が蘇るのを阻止できない、自分でコントロールできない部分が意識の表面に出てきて暴れまわる、そんな辛さを分かっているのだろうか。正直疑問に思う。

    今のおれは、周囲に感謝し、不完全な自分を受け入れるということは分かる。しかし、今投げやりになり苦しんでいるひとが、そんな言葉を受け入れられるだろうか。説教にしか聞こえないのではないか。

    著者は立派だとおれは思う。しかし交友は持ちたくない。うざい。講演会なら聞いてみてもいいが。

  • 不慮の事故によって両腕を切断するも、詩画家となり、美術館まで開いた大野勝彦さんによる手記。
    両手切断によってたくさんの家族・知人の愛情に触れ、それまで気付かなかった日常にあふれる「幸せ」に気付けるようになった大野さん。本当に生き生きとした文章で引き込まれる。電車の中で読んでいたけど泣きそうになってしまった。

    「忙しい人の前には花は咲かない」という言葉にはっとさせられた。忙しく、あわただしく日常を過ごしていると、目の前にある感動だとかささいな幸せになかなか気付けない。
    ちいさな幸せや優しさを感じ、人やものに感謝したり感動したりすることができれば、きっと人生が変わっていくんだろうと思った。 

  • ある日突然両腕を失った著者。
    そこから人生を切り開いていく。
    究極の“プラス思考”
    幸せは自分の心が決める!

  • 人間とは、失ってみないと、ほんとうのありがたさがわからない生き物なのかもしれません。
    わたしも両手をなくしてみて、はじめて手のありがたさが身にしみた人間です。
    両手がなくても、まだ両足、目、頭、内臓だって、しっかり役割をはたしながら働いてくれています。ありがたいことです。
    もしも、多くの人たちが、身のまわりのいろいろなものへのありがたさに気づき、幸せを感じてくれたなら、世の中はもっとほほえみにみちて、今より何倍も明るくなることでしょう。
          -----「気づきの日々へ」より----

    素直に何事も受け入れ、感謝の気持ちを持って前向きに生きている彼の姿勢に強く感動しました。
    バイタリティー溢れる素敵な方です。
    みんなが彼のような気持ちを持ったら、この殺伐とした世の中にも光が見えてくるでしょう。

  • 母に薦められて読んでみたり。

    すげぇぽじてぃぶです。
    僕が病んでる時に読んだので
    なんだか違う世界過ギタタタ....

    ポジティブになりたい人は読んでみてはb
    ・・・そういう僕は相変わらずのねがてぃぶさんです。ぇ

  • 電車の吊り広告で知った本。
    40代で両手を失い、そこから奮起して詩や絵を描き出し美術館を建てた方のお話。
    表紙をめくるとドン!と音がしてきそうな素足の挿絵があり「まだ足があるぞ!」と。
    それを見ただけでこの本を手に取った価値があったと思った。

    人の優しさや後悔が押し寄せて来て泣きながら読みました。

    大勝さんは手を失ってその代わり人の優しさや花の美しさを知ることが出来たと言います。果たして私は同じ様な状況になった時そんな精神状態で居られるか不安です。
    しかし、大勝さんの本を読めたお陰で、もし自分に似た様な災難が降りかかって来ても大勝さんの事を思い出せば何とかなるのではないかと。何とかしなくてはいけないと思いました。

    本によって知った他人の人生を自分に置き換えれば様々な人生を生きられるなぁといつの事ながら深〜く思った一冊でした。

  • よし、かかってこい! とは病気に対抗する意味で使っています。
    この本を読めば、とても勇気が湧いてきます。
    勇気がほしい人、ぜひ読んでみてください。

  • 失くしてしまったものは、もう元には戻らない。
    でも、失くした後に得るものもある。
    それは、失くしてしまったものと同じくらい、意味がある。


    「人は、失くして初めてその大切さに気づく」。僕自身もこれまでを振り返って、そう思う時が幾度となくありました。
    でも、同時に失ってから得るものもありましたし、得たもの、そして失ったこと『自体』にも意味がある。失ったものも、失ってから得たものも、どれほどかけがえの無い、大切なものなのか。
    もしその時失っていなければ、きっと一生、得るべき『大切なもの』に気づかなかったかもしれない。それが、どんなに自分の近くにあっても、目と鼻の先にあっても。

    だからと言って、大切なものを得るためならば、それと引き換えのものを失いなさい、ということを、この本で述べているのではありません。だって、たとえ五体満足であっても、ただ無為に日々を過ごせば、それだけ大切な『時間』を『失っている』のだから。
    もっと目を開き、もっと耳を澄まし、もっと自分の感受性を広げれば、きっと気づく。大切なもの。大切なこと。
    高齢にならなければ気づかないかもしれない。何かを差し出さなければならないかもしれない。でも、何も気づかなければ、ただ無意味に失うだけ。「本当にそれでいいの?」と、まるで本から問いかかけているみたい感じます。

    途方にくれて、自分を見失っている方、自殺し逮ほど苦しんでいる方に、是非読んでいただきたい本です。考える頭もある。体を動かす五体もある。まだ貴方は、全てを失ってはいないのだから!

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