- Amazon.co.jp ・本 (158ページ)
- / ISBN・EAN: 9784763197962
感想・レビュー・書評
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良かった~。一気に読んでしまった。
この著者の本はほとんど持っているが、またまたヒット。
・どこを見るかで「幸せ」は決まる。
・人生は99%あとづけである。
・「理由もなく」自分をほめる。
・絵になる人生を送ろう。
など心に響いた。やっぱり自分の人生なのだから、自分が一番輝ける事を目指そう、と改めて思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
上を見て、自分を卑下しても幸せにはなれない。
下を向いて行きよう。
目の前の幸せを感じよう。楽しもう。
なんだか宗教な感じだが、そういうことが書いてある。
要約してなんぼのもんじゃという感じだが、付箋部分を
抜き書き。
・あえて下を見ることが必要。上と較べると「不幸」と感じてしまう。
自分が不幸になるところにはなるべく近づかない。
●負け上手は、比べ上手
「ヒルズ族は無視して生きる」
「夫をキムタクと比べてはいけない」
・人生の意味、結果はすべて後づけ。やってみなければわからない。
「人生は99%あとづけである」
・流れを自覚し、流れに乗りながら自分で舵をとる。
「出世しなくてもハマちゃんは勝ち組」
・気分はよくても、記憶があるために成長が止まっている人は多い。
お茶の稽古では最後に「次に来るときは、今日覚えたことを全部忘れて
きてくだい」と言われるらしい。
「正しい記憶の忘れ方」 -
千円札は拾うなの著者が書いた、幸せのあり方についての本。
人間は誰しも弱く、傷つきやすい。
ゆえに、どこを見て生きていくかによって、幸せのあり方は変わってくると著者は説いています。
人の幸せは所詮相対評価なので、自分より上は見ないことを薦めています。
しかし、何が上で、何が下なのかはわからないので、ここいらへんは自分で定義する必要がありそうです。
肩肘はらずに、ありのままを受け入れようと思わせてくれる本です。
内容も簡単なので、1日あれば読めてしまいます。 -
● 適度な不便、適度な不満、適度な不幸があるからこそ、人は喜びや幸せを感じられる。つまり、人生の喜びはそうした「欠けた部分」にあるということだ。
● ドラゴンボールも、最初から七つそろっているのを「はい」と渡されたら、ありがたみも喜びも感じられない。もしかしたら「そんなものいりません」と断ってしまうかもしれない。
● コレクションがコンプリートしてしまったら、喜びはそこで終わってしまう。あと少し。百パーセントを目指しているのにあと一パーセントが届かない。人間にとって最も幸せな状態は、この届きそうで届かない状態なのではないだろうか。
● 人生を豊かにするのは、自分の満足感のためにお金を使う、「消費」である。投資は文化を生まないが、消費は文化を育てるからだ。
● 私が目指しているのは、「安田佳生」という人生を生きさせたらナンバーワン、ワイキューブの社長をやらせたらナンバーワン、私自身が、心からそう思えるようになることである。
● 私としては、上を見るのは一割、あとの九割は、下を見るぐらいがちょうどいいと思っている。そうすれば、幸福感や満足感や優越感を抱きながら、とても幸せに生きていける。
● 人は、不幸な人たちを見ると、自分はなんて幸せなのだろうと思うし、自分ができることを人ができないと優越感を感じる。それは人間の「性」なのだ。この「性」をきちんと満足させてあげないと、人は自分自身のマイナス感情に押しつぶされて、壊れてしまう。
● 自分の幸せに関わっている部分では、努力をして階段を上っていくことは大切だが、自分の幸せに関わっていない部分では、負けてもいいというのが私の持論だ。
● 簡単に言えば、勝ち負けのルールは自分で作る、ということである。他人の作ったルールで生きるから、人生しんどくなるのである。自分でルールを決めれば、自分がいちばんイケてるように見えてくる。
● 失敗を受け入れるのは、とても大切なことだ。人は失敗を乗り越えて初めて成長するが、乗り越えるためには、失敗を受け入れることが必要だからだ。失敗を受け入れるというのは、失敗を失敗として認めることである。
● 多くの人は、選択肢は「流される」か「流れに逆らう」かのふた通りしかないと思っているが、私は第三の選択肢があると思っている。それは、流れに乗りながら自分で舵をとるという方法だ。
● 人生は、しょせん、自己満足でしかない。他人がどう判断するかより、自分で満足しているかどうかということのほうが、人生にとっては重要だと私は思う。
● 今、目の前にあるご飯が、すごくおいしいと思えること。今、目の前にいる人を大切に思えること。今、目の前にある幸せを、素直に幸せだと思える人が、いちばん幸せなのだ。
● 些細なことで落ち込んだり悩んだりする自分を、一生懸命ほめたりなぐさめたり、励ましたりしながら、うじうじ生きていくのがまっとうな人生なのではないだろうか。
● 今、自分の目の前にある小さな幸せを感じられない人は、どんなに外の世界に幸せを求めても幸せを感じることはできない。
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自分の目の前にある小さな幸せを感じられない人は、どんなに外の世界に幸せを求めても幸せを感じることが出来ない。
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とても読みやすい本です。
そうですね。競争も大事だけどそんなに人と比べたってショウガない。今ある自分の周りの境遇に感謝して大切にすれば、それだけで十分幸せであるということを説いております。
人間の飽くなき欲求に制止することで人生における幸福論を主張しております。なるほど納得。
人と比べてはならない。でも比べるのが人間の性。 -
【背景】
帰りの電車で読む本がなかった為購入。
【内容】
幸せは相対的なモノ。
上ばかり見ていては幸せになれない。
下を見ることも大切。
【感想】
すぐに読み終わった。
自己否定しながら理想を追い求めすぎるのも
いかがなモノかと思う気持ちもわかる。
でも下を見て満足を得るってのも嫌だな。
もちろん人間だからそういう部分ってあるんだろうけど。
それよりも自分は何がしたいのか、何が欲しいのか
心の声を聞き続ける事。
そして、自分自身の価値観をしっかり構築していく事に注力したい。
じゃあお前の価値観はなんだって話。
生きるとは人類をよりあるべき姿に近づけていく事である。
人類愛へと到達しなければいくつき先は自殺のみだ。
なぜなら僕は人間だから。
どうやって貢献する?
事業というカタチ。
文学とうカタチ。
1人の女性を愛するというカタチ。
しっかり生きていきますよ。
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安田氏の人生観が書かれている。人の幸せは、相対的なものなので、その人の幸せは、下のものと比べれば、幸せになれる。人の喜びは、結果ではなく、結果を追い求めるプロセスにある。
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共有させていただいた『千円札は拾うな』とは内容が一変し、本書は「自己を肯定すること」をテーマとし、自分が自分を心から認めることが幸せな人生の条件である、という考え方を説いた書籍です。
というのも、この時代、成功者や自分より幸せな人(上の人達)を見すぎて、結果的に自分がイケてない、不幸だとか思ってしまう人が増えています。
そこに対し、「上」ではなく、「下」を見ることでまたは「気にしない」ことで、自分は幸せだと思うことができると記載されています。
印象に残った表現(章)としては、「負け上手は比べ上手」という章題です。
の章はあえて、自分を他人と比較する必要はないということを中心に述べられています。
日本人は働きすぎという言われるほどひたすら働く現代について、どうすれば幸せだと思うができるのかということを学ばせてくれる一冊です。 -
読んでいる最中よりも、読んだ後にジワジワ効いてくる感じ。「うじうじ生きるのが、まっとうな人生」にナットク。