- Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
- / ISBN・EAN: 9784763198426
作品紹介・あらすじ
素直で正直、器が大きなアホであれ!バイオテクノロジーの世界的権威がたどり着いた究極の知恵。
感想・レビュー・書評
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ゲノム解析の大家である村上和雄先生が、自身の研究人生を振り返ったエッセイ風の読み物。
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遺伝子研究で功績を上げられた筑波大名誉教授のエッセイ
(日本のカルトでない、世界で特定の宗教に属していないけど精神的である)スピリチュアリズムのような内容 -
★★★
今月2冊目
ガチガチに生きず気楽に生きろ。病気なんかにもありがとう精神でと。 -
アホが世界を変える!私も自分の&周りの人たちの「いい遺伝子」スイッチをONにしたい。
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TVhアナウンサー 千葉真澄さん
(有)アプロス 代表取締役 杉岡清俊さん
オススメの一冊
「アホは神の望み/村上和雄」
porocoさんとTVhさんのタイアップ取材で
千葉アナがご来店くださった際に、話題に上がった一冊。
折しも、◯◯さんの本棚企画「Book's Delight」で
当店の図面を最初に引っ張ってくださった、
アプロスの杉岡社長の本棚にあったのも、この一冊。
誰かに本を薦めてもらうことのおもしろさは
自分では絶対に選ばないであろう類のタイトルが並ぶことであり、
本書もまさしくそれ。
理系の研究者の著書は、まず選びません(汗)
ノーベル賞受賞者の研究を例に挙げることにより、
一般人でもイメージしやすかった、日夜を問わない実験の日々。
当たり前ですが、根性が違います。
耳が痛かったのは「偏差値よりも早起きだ」の一節(写真3枚目)。
天下の筑波大の立ち上げならではのエピソード。
「人の倍、努力する」を素で実行なさってこその、研究の成果。
「あなたの仕事の仕方を見ていると、ぬるい。
俺の稼ぎがあるから、食いっぱぐれることはないという
甘えが随所に見られる。」
と、時に夫からお叱りを頂戴するわたしとしては、
早起きは永遠のテーマです。 -
書名からではイマイチ何の本だかわからないが,即ち利口より愚かであれ,というような本。
真っ直ぐ最短の道を歩めば目的地に早くたどり着くが,それ以外のものに出会うことはない。しかし,大きく回り道すれば時間は掛かるが,いや目的のものに辿り着けないかも知れないが,それよりももっと多くのものに,もっと違う素晴らしいものに出会えるだろう,というようなことを言っている。
著者は高血圧の黒幕である酵素レニンの遺伝子解読に成功した科学者である。にもかかわらず,全てのものはサムシング・グレート(神のような何か - つまり自然だと思うけど ※筆者註)という存在により動かされている,と説く(カルト宗教にこってらっしゃいます)。
つまりは心のありようということだろう,冒頭で述べられている“笑えば免疫が向上する”という科学的に証明されているそれ,もいわば心のありようといえるだろう。
「ぼくのかんがえるさいきょうのなんかちょうすげえの」って言ってやれば似非科学感が伝わるのでは。 -
ダライラマ14世の話が特に良かった。
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#FeBe 大いなる何かによって生かされていると思えば、自分に起こること全てに意味があると思える。
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愚鈍に生きることの大切さを説いた本。
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『アホ』というカテゴリーも幅は広いけど、世の中にインパクトを与えるということは、一見的外れに見えるようなことでも、やってみるという勇気が必要だと思った。本人は勇気とも捉えていないことがあるけど(笑)そんなアホになりたいなぁと思える一冊です(^-^)/