小遣いは削るな!―お金が自然と貯まる家計立て直し術

著者 :
  • サンマーク出版
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763199539

作品紹介・あらすじ

家計と財布を見続けてきた気鋭のファイナンシャルプランナーが提案する、ストレスゼロ・効果倍増の生活設計術。

感想・レビュー・書評

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  • 至極まっとう。今年の収支決算を父ちゃんに報告せねば。

  • ファイナンシャルプランナーの著者がどれだけ家計改善のプランを提示しても3割の実行できない人がいるという。ファイナンシャルプランナーは提案を提示することはできても、実行させることはできないと気がついたと。仕事を通じて目の当たりにした現実から疑問に思ったことが発端になった著。
    著者の結論は、頭では理解できても感情では納得できていない。マインドが決めてとなっているというもの。それは単にお金の好き嫌いではなく、例えば財布へのこだわりなど、生き方まるごとのようなものである。だから、お金を貯めるには、知識も大切だが、「意識を変える」ことが大切とのこと。

    以下、読んでいておもしろかった点。
    ・財布はその人の金銭事情を反映する。
    クリップ財布を使う人は親の財産などがあるが浪費家、財布の形が崩れていたりパンパンな人はお金がない人、等々。
    ・ゼロ・リセット法
    すべてが最初からなかったと想定して、自分が生きていくために最低限必要なものは何かを考える方法。収入が相当ある男性で貯蓄ゼロの人が、意識を変えることに成功し、わずか2~3年後には頭金を貯めて家を買うことがぐらいに貯金に成功したときの方法。
    ・所得と幸せのサンドイッチ。
    幸福度は所得と関連があるが、正比例の関係ではない。
    ~300万:幸福度低い。
    300~1000万:幸福度が収入UPとともに増える。
    1000万~2000万:なぜか貯蓄が落ち込み、幸福度が下がる
    2000万~:ふたたび幸福度があがる
    ・貯蓄額はその人によって必要な金額が異なる。これは目から鱗。
    どういう生活をしたいのかで貯金額の意味が異なる。500万の貯蓄でも、年収400万の人にとっての500万は十分だが、年収2000万の人にとっての500万であったら何かがあったときに現状維持不可能。
    ・自分にとって幸せとは何かを見極める大切さ。
    ・家計収支改善は、変動費(お小遣い)は絶対に削らないこと。目に見えて懐事情が寂しくなったと感じられ、努力を強いられるわりに効果が薄い。削るなら固定費。

  • 内容とタイトルにズレがあるような気が(・・;)

  • 相談件数1万世帯超という実績は嘘ではなさそうだ。
    生活設計についてのアドバイスが1つ1つ身に沁みる。
    「財布の形で貯金がわかる」
    などの目のつけどころも非常におもしろい。

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著者プロフィール

山口県出身。慶應義塾大学大学院理工学研究科修了後、自動車会社にて燃料電池自動車の研究開発に従事。その後ファイナンシャル・プランナーとして独立。海外に比べて金融取引環境が遅れていることを実感して、日本に個人向けの相談センターを設立。家計のやりくりをはじめ、保険、不動産、有価証券など、お金に関するあらゆる問題についてのマネープランをアドバイスし、今までに2万世帯以上の家計を診断。

「2015年 『図解 年収200万円でもできる お金を増やす教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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