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- Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
- / ISBN・EAN: 9784763406033
作品紹介・あらすじ
いま、なぜ調査報道か?
「発表報道」依存に陥った日本のメディアの危機的現実
ジャーナリズムが本来の活力を取り戻すには?
ネット時代のジャーナリズムに、調査報道は新たな可能性を切り拓くのか?
感想・レビュー・書評
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方針だてて取材すること
役割分担を明確にすること -
当局発表に思いっきり依存したり、ただ事実を事実としてだけ知らせたり、あるいはどこの局も紙面も似たりよったりの生半可な報道という、ありきたりの取材・調査からは何も真実は生まれないと誰でもわかっているはずなのに、ついつい通り一遍の仕事で終わらせるのがジャーナリストも人の子、早く家に帰って家族団欒でいてゆっくりしたい(!)のが本音でしょうか。
ただし、今まではおおらかに暗黙の了解みたいに許されていたかもしれませんが、3・11以後の原発作為報道や東電虚偽報道を経験した日本国民には今後通用しません。
この本は、その危機意識を最大限に抱えた3人、つまり田島泰彦(上智大新聞学科教授)と山本博(朝日新聞記者)、それに原寿雄(元・共同通信社社長)が、真実を明らかにする調査報道の大切さと実践課題を提示する警鐘の書です。
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