パリの子育て・親育て

著者 : 林瑞絵
  • 花伝社 (2012年11月1日発売)
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  • レビュー :5
  • Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763406507

作品紹介

やっぱり子育ては、どこの国でも大変で面白い!
日本人シングルマザーの等身大子育て日記@パリ

フリージャーナリストがパリで体験した、妊娠・出産・育児の10年間。
日本人として、シングルマザーとして見つめてきた、子育て先進国フランスの本当の姿。

パリの子育て・親育ての感想・レビュー・書評

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  • どんなものかな、と思って手にとる。
    フランスの子育て事情が垣間見れて、なかなかエッセイとしては面白いかな。

    ドゥドゥ(ぬいぐるみ)やカルターブル(フランス流ランドセル)などなど。
    へぇ〜となる話題がちらほら。

    社会保障がしっかりしていて、母親の復業率も高い一方、専業主婦の肩身の狭さなどの問題もあり、日本と対局にある環境は興味深い。

  • フランス在住の日本人ジャーナリストが、自分の子育てについて書いたエッセイ。
    文章が読みやすく、ところどころに詳しくフランスの事情をまとめてあったのも良かった。
    後半になるにつれ、書いている時点と距離がなくなって、前半の良さだった客観性が薄れていくように感じたけれど、読み物としては面白い。
    「どんな小さな子どもであっても、言葉で説明するのが大事」という理念はいいなと思う。

  • 「フランスの子どもは夜泣きをしない」の方が子供に与える影響を分析しており体験談より中身が厚くなっている。
    こっちの本は日本人が書いたのがいいところ。

  • フランス在住、日本人の子育て奮闘記。

    教育に対する考え方や社会保障制度が日本と異なることから日本ではそうはいかないだろう、という内容もあるが
    女性推進が積極的になるこれからの日本には、国として手本にしなくてはいけない部分も多々あるのではないか。

    著者が日本人だからこそ日本とフランスの子育て事情の違いなどか見えやすく、読みやすい1冊でした。

  • パリで妊娠、出産した女性のひたむきな育児奮闘記

    さきに「フランス映画どこへ行く」で私(たち)が全然しらなかったおふらんす国の映像産業の実態についてビシバシ蒙を啓いてくれた著者が一転してレポートするのは、なんとご本人の子育て体験である。

    この本には、パリでフリージャナリストとして活躍する著者がフランス人男性のジル選手と巡り合い、妊娠、出産、そして育児に奮闘した10年間の記録がありのままに記されている。国内での出産だって一騒動なのに、異国、ましてやフランスでのそれとなればきっといろいろあるんだろうな、と思っていたら、その色々が詳しく紹介されていた。

    親というやつはとかく子供に過大な期待をしたり自分勝手なリモコンをしようとするものだが、いまフランスでは精神分析医フランソワーズ・ドルトというカリスマおばさんが颯爽と登場して「子供を一人の人格ある人間そして認める」という哲学を実践して母親たちの絶対的な信頼を勝ち得ているという。

    「子供は大人以前の未完成な存在である」として厳しく区別する大人社会のこの国にあって、ドルト選手の育児革命は大きな波紋を投げているそうだが、こういう育て方なら幼いプルーストも泣かずに済んだかもしれない。

    それよりいちばん驚いたのは、ある日突然著者が夫のジル君と別れてシングルマザーになってしまうくだりで、育児に熱心だった良人に去られた著者は孤立無援の育児戦争に突入するわけだが、そのあたりは直接本書にあたってみてほしい。

    本邦の「1.39」に対して「2.01」とフランスが先進国でもっとも高い合計特殊出生率を誇っていることはつとに知られているが、それを手厚くバックアップしているのは国を挙げての子育て支援政策で、その実態についても巻末で具体的に触れられている。選挙で一敗地に塗れたわが国の民主党ももっと早く研究してマニュフェストに反映しておけばよかったのにね。

    鎌倉の針谷産婦人科で産まれたるわが長男はオギャアと泣かず 蝶人

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