人はなぜ御用学者になるのか―地震と原発

著者 :
  • 花伝社
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レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763406712

作品紹介・あらすじ

科学者はなぜ簡単に
国策になびいてしまうのか?

最前線の科学者とは孤独なものだ
御用学者は原子力ムラだけにいるのではない
地震学を中心に、科学と科学者のあり方を問う

感想・レビュー・書評

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  • くどい所もあるが、中々辛辣な社会批評の視点があり面白く読め勉強になった。

    寡聞にして、筆者が国策捜査の犠牲(少し大げさかな)になったのはよく知らなかったが、科学者が陥りやすい落とし穴について、本音でよく書かれている。島村さんだから、ここまであけすけに書けた面がある。

    筆者の主張する通り過去の事実や、最近でも小保方さんの事件なども、正しく同じ経過を辿っているように思う。よく、基礎研究には金が入ってこないという話を聞くが、ここを変えないと、耳触りの良いことを言って資金を得ようとしたり、売名行為をする研究者は後を絶たないのではないか。

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プロフィール

地球物理学者。武蔵野学院大学特任教授。前国立極地研究所長。文藝家協会会員。ポーランド科学アカデミー終身会員。著書は、産経児童出版文化賞受賞『地震と火山の島国―極北アイスランドで考えたこと』(岩波書店)、日本科学読物賞受賞『地震をさぐる』(国土社)、講談社出版文化賞受賞『地球の腹と胸の内―地震研究の最前線と冒険譚』(情報センター出版局)、『日本人が知りたい巨大地震の疑問50』(SBクリエイティブ)、『火山入門』(NHK出版)など多数。

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