奴隷労働―ベトナム人技能実習生の実態

著者 :
  • 花伝社
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本棚登録 : 25
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763408808

作品紹介・あらすじ

「労働力」の前に「人間」だ!
急増するベトナム人技能実習生が見た、もう一つの〈日本〉
詳細な聞き取りで明らかになる驚くべき実態
仲介ビジネスの横行で、多額の渡航前費用を借金し来日するベトナム人実習生たち。
低賃金、長時間労働、暴力、パワハラ、セクハラ、劣悪な住居環境、家賃天引きの二重の搾取、除染などの危険な業務、「逃げる」ことを選ぶ実習生、多くの死者……。
広がる実習生支援の市民の輪、動き出す労働組合。

日本社会の対応はこれでいいのか?
外国人労働者受け入れ拡大の矛盾から、目をそらしていいのか?

感想・レビュー・書評

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  • 書名はおどろおどろしいが、内容はベトナム人技能実習生の内情を丁寧にインタビューして、わかりやすく報告されている。
    ほぼU君から聞いている内容と一致しており、日本中で同じような状況なのだと思われた。ベトナムの国策であり、様々な状況の中で、様々の人々の思惑の中で、大いなる矛盾を含みながら、現在の制度が行われている。

    草の根交流団としてベトナムに行くことになったが、何を見て、どんな交流をして、今後何ができるのか考えてみたい。

  • 「国際貢献」の名の下で、複数の中間団体や受け入れ先企業ががベトナム人技能実習生を搾取する現在の海外技能研修制度の問題点が描かれている。絶望的なのは、受入れ先企業もまた取引先に搾取されているケースもあり、裁判になっても残業代の支払い能力がないというケースもあること。国がゾンビ企業にモルヒネを与えて生かしているという構図と。規制産業では怪しいお金の流れが発生しているという構図が頭に浮かぶ。少なくとも害でしかない海外技能研修制度は廃止し、需要と供給がもっとダイレクトに選べる労働環境に置き換える方がマシとは思った。

  • 東2法経図・6F開架:366.89A/Su73d//K

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