私たちは洋楽とどう向き合ってきたのか――日本ポピュラー音楽の洋楽受容史

  • 花伝社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763408822

作品紹介・あらすじ

"日本のポピュラー音楽は、ついに「洋楽コンプレックス」から解放されたのか?

ジャズ、ポップス、フォーク、ロック、そしてヒップホップ……あらゆるジャンルで「本場」に追いつき・追い越すことを目指してきた日本のポピュラー音楽。
世界有数の音楽消費大国となった現代に至るまで、私たちは洋楽からどのように影響を受け、自分たちの音を追い求めてきたのか?
近年進む「ドメスティック化」は、洋邦の差異が克服されたことを意味するのか?

史学、文学、社会学、カルチュラルスタディーズ等の多様な視点から、これまでにない日本人とポピュラー音楽の関係を提示"

感想・レビュー・書評

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  • 最近は洋楽が売れていないらしいです。

    邦楽の質が上がっているとか、海外が身近に
    感じられて、洋楽の持つある種の”憧れ”が
    希薄になってたから、とか理由は色々と
    あるそうです。

    しかし20世紀は間違いなく洋楽全盛の
    時代でした。

    ビートルズという不世出のバンドを頂点
    に、日本人が束になってかなわない音楽
    を奏でる人たちが存在したのです。

    私自身も最近は聴かないですが、やっぱり
    洋楽は相対的に劣化しているのでしょうか。

    かつての洋楽に涙した大人に送る一冊です。

  • 序章が1番おもしろかった

  • MK4a

  • 特にフジロックに於ける邦人バンドと海外バンドについての論考が面白かった。やっぱフジロックは一度は行かないとダメだな。

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著者プロフィール

社会学者として、ポピュラー文化研究、情報メディア論、都市文化論、社会調査、現代若者論などを手がける。現在、武蔵大学社会学部メディア社会学科教授。著書に『オルタナティブロックの社会学』(2014、花伝社)、『ロックミュージックの社会学』(2001、青弓社)、共編著に『文化社会学の視座』(2008、ミネルヴァ書房)、『デジタルメディアの社会学』(2011、北樹出版)ほかがある。1967年、兵庫県生まれ。千葉大学文学部卒業、関西大学大学院社会学研究科博士課程修了・博士(社会学)。

「2020年 『〈music is music〉レクチャー・シリーズ ポップ・ミュージックを語る10の視点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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