この国の「公共」はどこへゆく

  • 花伝社
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  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763409492

作品紹介・あらすじ

個の分断がますます煽られる21世紀、消えゆく「みんなの場所」を編み直すためのヒントを探る――。
ミスター文部省として「ゆとり教育」を推進した寺脇研、
「面従腹背」で国民に尽くした前川喜平、
3.11後「原発ゼロ」を企業として真っ先に掲げた吉原毅の3人による、超・自由鼎談!

感想・レビュー・書評

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  • -2021/06/10「ミスター文部省」として、ゆとり教育の旗振り役だった寺脇研 「信念を曲げなかった文科省事務次官」の前川喜平 いち早く「脱原発」を叫んだ城南信用金庫名誉顧問の吉原毅 による自由奔放鼎談 文にしていいのかと心配する箇所もちらほら。

  • 東2法経図・6F開架:KW/2020//K
    東2法経図・6F開架:304A/Te66k//K

  • しおりちゃんとの学びの話が彩りを添えた

  • 文科省出身の2人と信金の人の鼎談。公共というものが今とても小さくなってしまって、社会を担えないのではないかと思う。「公共」一般について述べてはいるが、文科省出身の2人がメインになってくるので、話は教育、学校に偏りがちではある。しかし、このコロナ禍において、公共の大切さを思い、広く包括的に見てくれる社会であってほしいと思った。
    「公共」という概念は思った以上に定まったものではないのだという発見があった。

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著者プロフィール

1952年福岡市生まれ。映画プロデューサー、映画評論家、落語評論家、京都造形芸術大学客員教授。東京大学法学部卒業。1975年文部省(当時)入省。初等中等教育局職業教育課長、広島県教育委員会教育長、高等教育局医学教育課長、生涯学習局生涯学習振興課長、大臣官房審議官、文化庁文化部長を歴任。2006年退官。著書に『国家の教育支配がすすむ 〈ミスター文部省〉に見えること』(青灯社)、『危ない「道徳教科書」』(宝島社)他多数。

「2022年 『教育鼎談 子どもたちの未来のために』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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