明治・大正詩集の装幀 (京都書院アーツコレクション 18 デザイン 2)
- 京都書院 (1997年3月1日発売)
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感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784763615183
作品紹介・あらすじ
近代詩は、従来の日本の文学に見られなかったものである。万葉の長歌や歌謡など、長い形の詩歌はあったが、より深い思想や哲学など、複雑な精神性を自由にうたい上げる西洋詩の導入は、創造心に燃える明治・大正の人々に新鮮な驚きを与えた。自己表現としての詩集の造本は、次第に工夫を凝らし、詩人と画家、版画家との交流を得て、内容にふさわしい美しい装幀を生み出す。明治・大正の貴重な初版詩集のコレクション(井田架蔵書)より、近代詩歌の歴史をたどりつつ、造本の美を探る。
感想・レビュー・書評
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【詩をたのしもう(日本編)】
日本の近・現代詩史に燦然と輝く詩人たちの作品を選り抜きでご紹介します。
新学期、新生活にお気に入りの詩人をみつけてみませんか?
<閲覧係より>
古来、漢詩を「詩」としてきた日本では、明治期より流入した西洋の長編詩が多大な影響を与えました。それに伴う挿絵や装丁もまた、新しい時代のデザインとして大変凝ったものが多く登場しました。そうした時代精神を反映した美しい詩集の数々をカラーで紹介しています。
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所在番号:022.5||クサ
資料番号:10110396
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本の装幀を考えたくて購入したもの。
当時の本の装飾が好きで、文庫としては高価だったが満足出来た一冊。
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