論語絵本

著者 : 森華

• 京都新聞出版センター (2011年4月25日発売)

感想・レビュー・書評

[lapin5925さんの感想 · 2015年9月6日]

学校の授業で論語が気になってはいたものの、しっかり勉強したことはないが、大人になってから手にとってみたら、かなりハマった。欲しい論語がたくさんあるし、可愛らしいシンプルな絵も論語の内容をわかりやすく表しているので、堅苦しくなくていい。全ての論語をこの本で表現して欲しいので、続編を望みます。

[testさんの感想 · 2011年10月9日]

内容はもちろんだが、訳と絵の森華さんの多才ぶりに腰が抜けた。装丁もデザインも自前。ものつくりは情熱だと思った。素晴らしい。

[teeegoさんの感想 · 2023年4月23日]

　論語の絵本と標題されているが、カラフルで、切り絵風の何処か懐かしくもあるイラストが邪魔になるどころか理解の一助ともなり、それだけでなく肩苦しくない訳を、監修を中国史家の礪波護さんがしているとは言え、イラストレーター自身の著書が行なっていることも驚きである。
　また登場人物や、孔子の年表を巻末に分かりやすくまとめていることも評価すべきである。