リハビリテーションのための脳・神経科学入門

著者 :
  • 協同医書出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763910790

作品紹介・あらすじ

「ニューロリハビリテーション」という新しいヴィジョン!
リハビリテーション専門家にとって必須の脳・神経科学の知見を紹介した初版から、9割近くの内容を一新した待望の大改訂!

患者にとって「私自身が感じ、動く」ことを回復させるという、リハビリテーションが目指している状態を、身体所有感、運動主体感といった知見から幅広く考察。
初版の出版時にはまだ解明されていなかった「脳損傷後の機能回復のメカニズム」についての最新の知見、さらにリハビリテーション専門家にとって筋・骨格系キネシオロジー以上に基礎的な理論であるべき「運動学習」についても、詳細に解説しています。
また、知見の紹介のみならず、脳損傷患者および疼痛患者に対する基本的なリハビリテーション戦略や、疼痛を感覚的な側面だけでなく、認知的あるいは情動的側面から多面的に捉えるアプローチについても提示しています。

本書はリハビリテーション専門家が当たり前の知識として脳・神経科学の知識を共有し、その知識を基に治療を行っていく時代を目指すためにベースとなる知識を提供するものです。
また、セラピストが患者に対してどのような病期に、どのような課題を与え、どのような難易度で治療、訓練を実践すべきかを考えるための助けとなる一冊となっています。

感想・レビュー・書評

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  • 脳神経回路を学ぶことはきっとその人の心理や身体に起きているあらゆることの問題が見えてくるのかもしれない。

    以前ラジオで聴いた、ミラーニューロンの話とても興味深かった。
    ひとはきっと環境で作られる。そしていま一番そばにいる人が自分の性格や能力などと近いということ。

    そばにいてとても安らぎ、幸せなひと、そして私がなりたいと思うひとってどんなひとだろう。
    人というより、愛犬かもしれない。

    圧倒的に鋭い嗅覚で人を見てるから誤魔化せないけれど、寄り添ってくれるし、とにかく優しい。そして言葉巧みに嘘をつかないし騙さない

    人間嫌いを治すためにも、そばにいて高め合えるそんな素敵な隣人に、自分の波動を高めて巡り会えますように。ミラーリング効果でね。

    他者は自分の写鏡。ありがたい存在だなぁ。改めて。

    (書籍情報:https://www.amazon.co.jp/dp/B07WWW6P17?th=1&psc=1&linkCode=ll1&tag=honnoakari-22&linkId=5754e8e83c33011bdf70fbe814f18832&language=ja_JP&ref_=as_li_ss_tl

  • 著者の身近なものにとっての評価です。

  • 北里大学医学図書館OPACへ
    http://saosrv.kitasato-u.ac.jp/webopac/newexe.do?pkey=BB10143927

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著者プロフィール

畿央大学大学院健康科学研究科教授

「2018年 『身体性システムとリハビリテーションの科学2 身体認知』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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