- Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
- / ISBN・EAN: 9784764102514
作品紹介・あらすじ
暴力の嵐が女子高生に向かって暴発した。聖域化した子ども部屋での惨劇へと少年たちを駆り立てたのはなんだったのか。4人の少年たちの家庭・教育環境の深奥を見つめ、今日の社会がかかえる病巣を鋭く描いた衝撃の決定版ルポルタージュ。
感想・レビュー・書評
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加害者サイドの生育歴について書かれていて、だからといって事件を起こしてもいいという訳ではなく、なんだかしり切れとんぼ
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いっっっっっっっちばん許されへん!!残酷残虐な事件。
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悪名高い「女子高生コンクリート詰め殺人事件」の加害少年らの生い立ちをもとに、家族関係のあり方や大人と社会のあり方を改めて考え…
ってウルセェわ。
無責任な親が無責任に育てたバカなガキ共が鬼畜な所業の末に未来ある少女を残酷に殺したっつぅ話でしょ。
「根は優しかった」「親も苦労していた」「家庭内暴力に耐え」「家族は気づけなかった」「共働きでは」「母親一人で家計を支え」…
はい?
どうも何だか社会が悪い、学校が悪い、親が悪い、「加害者を作り出してしまった大人たちと社会が悪い」みたいな感じが滲み出てて座りが悪い。
未成年だろうと17歳よ?
最低限必要な倫理観を身につけてこれなかった責任は自分で果たせよ。少年法は悪法だわ。
まさか流石に著者も加害少年らの肩を持つ気持ちなんぞは無かろうが、私は、コイツらは死刑にすべきだったと心の底から思う。コイツらの親達はもう死ぬ気で一生謝り続けても謝り続けても足りない。
何だか無性に胸糞が悪くなる、親から学校からクソガキご本人からもれなくイライラモヤモヤさせられるばっかりの本だった。 -
368.7?
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こんな事件が実際に起きたと思いたくなかった。当時生まれていなかったから知らなかったけど、読んでよかったと思う。現代人が残虐になってきたとか、インターネットのせいで他人の痛みがわからなくなったとかじゃない。昔からこういうことはあって、そういうことをわかったうえで防がなきゃと。すごく恐ろしかった。
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私が知る事件で、一番残酷だと思う。
母になり、娘が同じ目にあったらと考えるだけで身体が震える。
彼らがここまで残酷になったのは、きっと彼らも被害者なのだろうと思っていたけれど、それを知りたくなくて目を背けていた。
やっと向き合ってみようと思い手に取った。
彼らの罪は許されるものではないが、彼らだけの問題でもない。
産まれながらの罪人なんていないと思う。 -
積みを犯した少年達の成育環境を重点的に書いた本。正常と異常は紙一重。
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2007.3.21読了。