白川静さんに学ぶ漢字は怖い

著者 :
  • 共同通信社
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本棚登録 : 129
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784764105850

作品紹介・あらすじ

漢字の成り立ちを、文字学研究の第一人者、白川静氏の説に基づき分かりやすく説いてブームを巻き起こした入門編「白川静さんに学ぶ漢字は楽しい」。本書ではよりバリエーション豊富に、漢字にひそむ隠された意味や関連性を、解き明かす。漢字には本当は怖い意味がたくさんあるのだ。

感想・レビュー・書評

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  • 漢字を覚えなければならない時期に本書を読むと、楽しく覚えられそうだと思った。白川さんが言っていたと根拠をまとめられると、より他説や原典にあたってみたいと感じた。

  • 漢字の紹介はいいのだけれど、書き方をどうにかしてほしい。
    これでは、読み物にならない。
    せっかくの題材なのに。
    ほんとうは★1つだけれど、白川静先生に敬意を表して★2つ。

  • 笑い、毒、白、遊ぶ が印象に残りました。
    「漢字は楽しい」の方が「怖い」気がしました。

  • 内容もさることながら、語り口にココロが洗われました。ああ・・正しくは「心」ですが、恐れ多くていい加減には漢字を使えない気持ちになります。

    装丁やレイアウトも、内容に合っていると思います。写真集とかそういったものが電子書籍になったら良い面、悪い面、今から想像つきますが、意外とこういう本はどんな印象になるのか、興味があります。

  • 漢字好きなので買ってみた。とても参考になったが、読み進めるのに時間がかかった。

  • 借本。
    「漢字は楽しい」を読んでないので、若干意味不明な部分もあったけど、
    そこそこ楽しめた。
    白川さんの本はちと難しく感じ途中で挫折したけど、
    こちらは楽しく読めるので、同じ方がいらしたら、こちらはおすすめです。

  • 恐い漢字沢山、テンコ盛り。
    事実『楽しい』の方でも恐いと感じる漢字は沢山あってビックリ。
    こっちの方が恐いけど、基本的な道徳とか全然違うからね。

    『楽しい』と『恐い』をセットで子供に提供出来れば良いと思う。
    素敵な教科書だと実感しました。
    一読して損はしない本。

  • 漢字は楽しいに続く第2弾。
    今回も簡潔で漢字学入門に最適。
    時間を忘れて楽しめます。
    白川先生の著作が難しい方はこちらから入ったら良いだろう。

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著者プロフィール

著者略歴

小山鉄郎(こやま・てつろう)
1949年、群馬県生まれ。一橋大学経済学部卒。共同通信社編集委員・論説委員。村上春樹作品の解読や白川静博士の漢字学の紹介で、日本記者クラブ賞受賞。著書に『白川静さんに学ぶ 漢字は楽しい』『白川静さんに学ぶ 漢字は怖い』(共同通信社・新潮文庫)、『白川静入門 真・狂・遊』(平凡社新書)、『村上春樹を読みつくす』(講談社現代新書)、『村上春樹を読む午後』(文藝春秋、共著)、『村上春樹の動物誌』(早稲田新書)、『大変を生きる―日本の災害と文学』『文学はおいしい。』(作品社)『あのとき、文学があった―「文学者追跡」完全版』『白川静さんに学ぶ これが日本語』(論創社)など。
2009年から白川静博士の業績を学ぶ同人会「白川静会」の事務局長を務めている。

「2021年 『白川静さんに学ぶ 漢字がわかる コロナ時代の二字熟語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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