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- Amazon.co.jp ・本 (195ページ)
- / ISBN・EAN: 9784764264397
作品紹介・あらすじ
日本の近代化は「和魂洋才」をモットーに推し進められてきた。技術や文明の範を西欧に求めながら、なぜ日本ではその精神的支柱となるキリスト教が避けられてきたのか?宣教150年を迎える日本プロテスタント・キリスト教の歴史を批判的に考察し、キリスト教受容の問題点を探る。
感想・レビュー・書評
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本当になぜ広まらないのでしょうか?
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キリスト教に詳しくない私もすんなり読めた。
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著者が、いろいろな場所で行った講演の内容を1冊にまとめた本。1人で話をしているため、話が重複している場面も多い。
とくに重複していたのは、日本へのキリスト教の輸入は武士階層であり、中国や韓国などの下からの布教とは異なった方法だったことが、今の数が少ない状況を産んでいるということだった。
また、戦後は、歌う教会(台湾)、祈る教会(韓国)、議論する教会(日本)であり、日本の大学がマス化する時代までは、高尚な議論をする場として、教会が存在したこともあるようだ。
若者が教会を離れている、国家の問題、いろいろな問題が今につながっているので、考えさせられた。 -
09/12/16
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