キリスト教神学入門

制作 : Alister E. McGrath  神代 真砂実 
  • 教文館
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  • 本棚登録 :83
  • レビュー :8
  • Amazon.co.jp ・本 (851ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784764272033

作品紹介・あらすじ

初めて神学を学ぶ人から教職者まで、必携の手引き。神学の歴史・方法・内容を一冊で網羅。最新の情報と議論に基づき、しかも古代から現代までの神学のテーマを系統的に学べる。英語圏で最も広く使われている入門書の最新版からの翻訳。用語解説・索引・インターネットサイトの紹介など充実した付録付き。

感想・レビュー・書評

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  • 神学入門書の定番。川崎市立図書館、東京都立図書館に蔵書。

  • 【前後編 総論】
     現代を代表する神学者、アリスター・E・マクグラスの神学入門。佐藤優曰く、「日本にあるキリスト教神学を総合的に扱う文献としては唯一、包括的に神学の基礎を習得できる書」であるとのこと。原理講論の前編はキリスト教の主要教義に対して異を唱えている部分であるし、後編は歴史の内容になるので、原理講論を比較研究するにおいても、理解を深めるにおいても、神学的観点で言えば最良の書だと個人的には思っています。
     内容的には歴史を通じての神学的関心の推移、神学の資料や仕方について、丁寧に書かれています。著者曰くは、神学の基礎知識が全くない人でも読めるように書いた、とのことです。もちろん一定の知的基準は必要になりますが。これは面白いですよ。800ページを越えるボリュームで、しかも構成も2段組なので、読むだけでも簡単ではないですが、1年ぐらいをかけてじっくり取り組むだけの価値はあります。それだけ得るものは大きいです。ちなみに私の一般神学の理解は、この本によるところが大きいです。
     一般の神学校でも教科書として使われているような、権威もある本なので、神学大生はぜひ一人一冊!おすすめしたいです。

     ちなみに価格も立派で、8000円ほどします。僕は奥さんにおねだりして買ってもらいました。公職についてから初めて手に取りましたが、学生時代に学んでおけばよかった本の中の筆頭です。目次だけでもあげておきます。

    【目次】

    第一部 キリスト教神学思想史‐時代・問題・人物
      序
      第一章 教父時代
      第二章 中世とルネサンス
      第三章 宗教改革とそれ以降の時代
      第四章 近・現代
     
    第二部 資料と方法
      第五章 初めに―予備的考察
      第六章 神学の資料
      第七章 自然的な神知識と啓示による神知識
      第八章 哲学と神学―対話の初めに
      
    第三部 キリスト教神学
      第九章 神論
      第十章 三位一体論
      第十一章 キリストの人格の教理
      第十二章 信仰と歴史―キリスト論の新たな問題
      第十三章 キリストにおける救いの教理
      第十四章 人間の本性と罪と恩恵の教理
      第十五章 教会の教理
      第十六章 サクラメント論
      第十七章 キリスト教徒世界諸宗教
      第十八章 最後の事物―キリスト教的希望

  • 多くの神学院での教科書として使われているということで、前々から読みたいと思っていました。値段が8000円弱となかなかなので、そこがネックで手をつけずにいたのですが、妻に許し得て購入しました。
     現代の神学界における権威であるマクグラスですが、とっても読みやすかったです。神学の歴史から、用語、人物の紹介など、頭から読んでも、検索用にも非常に有用だと感じました。前書きにもありますが、非キリスト教文化圏で全く神学に触れたことのない人であっても関心とある程度の理性基準さえあれば読めるモノになっていると思います。これから度々お世話になると思います。

    13/05/04

  • 著者は福音主義だが、神学を勉強するにはこの一冊で十分。なくしてしまったので、早く買いたい。

  • 「入門」とは思えないほどの厚さの中に、神学二千年の重みを感じさせる。様々な教派的立場からは幾らでも文句をつけることができるだろうが、福音主義の持つ豊かさを包括的に捉えようとする人に向いている。このような教科書を書くことのできる著者の教師としての力量に感服させられる。

  • オクスフォードはウィクリフホールの学長でもあり、名物教授でもあるMcGrath先生の神学入門の邦訳。神学を学ぶことへの情熱、その魅力が豊かに語られていて、同時に、記述的で平易であることを心掛けた素晴らしい1冊です。ちなみに、昨年6月には初来日。東京での講演は素晴らしく、先生の謙虚でシャイな人柄がにじみ出ていました。現代、世界で最も注目され有名な21世紀の教会史に偉大な足跡を残すMcGrath先生の著書です。古プリンストンとダッチ改革派の違いについて教えてください、と聞くと、早口の英語でまくしたてられて、何も分かりませんでしたが(^-^;Aカイパーについての本を読むようにと勧めてくだいました。ミーハーですが、サインも頂きました。

    夢ですが、いつか先生の下で学べたらと思います☆

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