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- 本 ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784764272286
感想・レビュー・書評
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読後気分→工エエェェ(´д`)ェェエエ工
この本読む時のBGMは某龍●伝や映画のる●うに剣心などのサントラを作曲された佐藤直紀さんの音楽がいいんじゃないでしょうか…。実際ずっとCD棚から発掘した●馬伝のサントラ聞きながら読んでて…!なんてね(‐^▽^‐)
それくらい、壮大な世界観とアウグスティヌスの力強くも繊細な内面世界というのが描ききられていました。
古代ローマ末期というのは、キリスト教が公認され、だんだんとローマ帝国中に広まっていった時期です。そんななか、登場したのがアウグスティヌスで…という感じの上巻でした。
歴史書なんですが、アウグスティヌスの行動(放蕩行動など)・当時のローマ帝国の政治情勢よりも、内面に重点を置くスタイルをとっているようで、アウグスティヌスの内面の動きを、当時のローマの知的エリート層の内的描写とともに、繊細に緻密になぞっていくさまは、圧巻です。
あと、ピーター・ブラウン教授のふわふわっとしたというか、浮世離れした文章が、この作品にぴったりすぎて…!詳細をみるコメント0件をすべて表示
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