- Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
- / ISBN・EAN: 9784764903920
作品紹介・あらすじ
著者たちは、ゲームやパズルの難しさの背後に隠された、数学的な理論を示している。ゲームやパズルの面白さの理由は、こうした理論によって説明できるのかもしれない。それだけではなく、彼らはゲームやパズルが強力な計算モデルを提供してくれることも示した。これはオートマトンや回路といった通常のモデルとは大きく異なっていて、計算というものについて考えるための新しい方法を与えてくれる。本書の第1部では、ゲームとパズルと計算を結び付けるために著者たちが開発した「制約論理」と呼ばれる単純で、かつ強力なフレームワークを解説する。次に、このフレームワークを人間が実際に楽しんでいるゲームやパズルのいくつかに適用し、それぞれの場合に、そのゲームが同じカテゴリーの別のゲームと計算量的に同程度に難しいことを示す。
感想・レビュー・書評
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題名の通り、計算量(あるいはアルゴリズム)の参考書でたびたび見かける「箱入り娘」や「数独」、「ソリティア」、「マインスイーパ」、「五目並べ」などのような身近なゲーム、パズルの数学的な性質を掘り下げていき、計算量クラスに分類していく本。扱っているトピックが多く、またカラー印刷なので大変読みやすい。オートマトンや回路といった通常のモデルとは大きく異なっていて、計算というものについて考えるための新しい方法を与えてくれる一冊。
(計数工学科)
配架図書室:工6号館図書室
請求記号:19:H:11
◆東京大学附属図書館の所蔵情報はこちら
https://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=2003005233&opkey=B148005850422422&start=1&totalnum=1&listnum=0&place=&list_disp=20&list_sort=6&cmode=0&chk_st=0&check=0詳細をみるコメント0件をすべて表示