知のデザイン―自分ごととして考えよう

制作 : 藤井 晴行 
  • 近代科学社
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本棚登録 : 41
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784764904842

作品紹介・あらすじ

身体で考える !!
今日、情報を得ようとすれば、本当に瞬時に入手できるようになった。
しかし、それは他者の理解を表わす「情報」であり、鵜呑みにしても、決して自分の「知」にはならない。
「体得する」、「腑におちる」という言葉があるように、「情報」を理解し、自らの知に昇華させるには、自らの身体を通して自分ごととして考えることが必須である。本書は、どのようにすれば自分ごとで考えるという「学び」が可能になるのか―今の時代に、あえて少しハードボイルドな学び論を、明快な語り口で説く。
人文・社会科学の分野において、教育や学ぶということに興味をもつ読者はもちろんのこと、客観的事実の解明・応用としての自然科学・工学分野においても、研究の問いの立て方や進め方、そして論文の組み立て方について悩む学部生や院生、そして研究者に必読の書である。

感想・レビュー・書評

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  • 現代的学習論。講義録をリライトしたような構成であり、そのせいか、テーマに関連する具体例の記述が幅広く取り上げられかつやや多いように感じた。丁寧に説明しようとしているせいか一文が長い傾向がある。それらは逆にいえば、読者に「自ら考える」ことのイメージを持ってもらおうとする姿勢の強い表れかもしれいない。以下に少し参考となりそうなアイディアを引用しておいた。身体と知、自己の認識の連関のイメージが湧いた。

  • 近代科学社ウェブサイト
    http://www.kindaikagaku.co.jp/science/kd0484.htm

  • 2015年10月に実施した学生選書企画で学生の皆さんによって選ばれ購入した本です。
    通常の配架場所: 開架図書(3階)
    請求記号: 002//Su87

    【選書理由・おすすめコメント】
    最近の学びはネットなどですぐに答えを求める人が多いように感じる。この本はそういった学び方に疑問を投げかけ、本当の学びとはどういうものなのか学ぶことができる良い本だと思う
    (大学院博士課程薬学研究科薬学専攻)

    【選書理由・おすすめコメント】
    今の人は自分の事を全然知らないのでもっと知ったほうがいいから
    (マネジメント総合学科)

  • 研究では客観性が重視される。研究の目的は世界のありようを説明したり、世界の在り方について主張したりすること。説明や主張は思い込みや独りよがりであってはいけない。
    学ぶということは自分自身の知をデザインすること知をデザインするマインドをはぐくんで健さんすることは学ぶ人全てにとって重要なこと。
    デザインマインドは体から切りはなすことができあに暗黙知。

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プロフィール

諏訪正樹(すわ まさき)
1962年大阪生まれ。慶應義塾大学環境情報学部教授。工学博士。東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。(株)日立製作所基礎研究所、シドニー大学建築デザイン学科主任研究員、中京大学情報理工学部教授などを経て現職。身体知の学び、コミュニケーションのデザインを専門とする。野球選手として打撃スキルを磨かんとする実践(フィールドに出た構成的研究)から、学び理論「からだメタ認知」を提唱し身体知を探究してきた。共著に『知のデザイン――自分ごととして考えよう』、『一人称研究のすすめ――知能研究の新しい潮流』(ともに近代科学社)など。

「2016年 『「こつ」と「スランプ」の研究 身体知の認知科学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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