銀行員という職業―その素顔を垣間見る

著者 : 寺田欣司
  • 近代セールス社 (2008年10月1日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784765010085

銀行員という職業―その素顔を垣間見るの感想・レビュー・書評

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  • 著者は大学卒業後、旧三和銀行入行。支店長を経て三和総合研究所研究開発部長等を経て磐田信用金庫アドバイザーを務める。

    著書に「支店長が読む銀行業務改善隻語 百八十撰」「いい仕事を作る段取りと手順」等多数。

    世界の銀行業務の潮流には、金融機関が行う2つの業務「銀行業務と金融業務」のうち、金融業務の割合を高くしてきている傾向がみられる。

    銀行業とは、お客様から預金を預かり、そのお金を堅実に運用し、それで得た利益の中から預金利息を払うことである。

    金融業では、金融市場からお金を調達し、果敢にリスクをとって投資や融資をする。余剰資金があればそれを金融市場で運用する。

    本書では、上記の銀行業にスポットを当てその必要性、お客様商売に回帰しないといけないという警鐘を鳴らす一冊となっている。

    本書の構成は以下の5章からなる。
    ①お客様に接する
    ②行内いろいろ
    ③5人の支店長
    ④銀行マンの処世訓
    ⑤銀行マンと融資

    バブル経済の破たんと共に現場を離れた著者。
    時代や環境については今の自分と比べれば大きく異なる。しかし、お客様との接点や銀行業の本質を知るという点においては今の自分では現場では教えてもらえないような思いを学ぶことが出来た。

    顧客ニーズの多様性と共に働く側の生きがいや価値観が異なる中でぶれてはいけない信念を本書から垣間見ることができる。

    さらっと読めるものの、非常にどすんと考え方を揺さぶられる一冊。師匠の昔ばなしを対面で聞いているような感覚を受けるのは、著者の伝えたい残したいという強い気持ちが表れているように思う。後はそれを若い(?)世代の私たちがどう受け止めるかである。

  • 一昔前の経験談ではあるが、銀行員がどういう仕事をしているのか、どういうところが仕事のポイントなのかがよくわかった。支店長の人物評や融資の技術の話が特に興味深く、銀行員ではない自分にも役立つ話が少なくなかった。そもそも文章が読みやすく、著者にはエッセイの才があると感じた。ただ、結婚式の話で垣間見られる著者の人間性には少し違和感も持った。

  • この作者は実に楽しそうに仕事の経験を語っている
    苦い経験も良い経験も
    そりゃあ長い仕事生活の中でいろいろあるに違いない!

    しかし、この作者の言葉に垣間見られる人間性が
    わたしはスキになれない

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