ブレークスルーの瞬間 何があの企業を飛躍させたのか (KINDAI E&S BOOK)

著者 :
  • 近代セールス社
2.38
  • (0)
  • (1)
  • (1)
  • (6)
  • (0)
本棚登録 : 33
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784765011112

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 成功した組織がブレークスルーした理由を紐解く大局観を育むためのケース集。ビジネスに携わる以上自らがその事例を創り出したいものだ。常に常識にチャレンジし続けよう。

  • ソフトバンク、アップルなどの企業から、アポロ計画まで、奇跡的な瞬間を生んだ各社の選択のポイントをまとめてあります。

    ソフトバンクってもともとソフトと出版の流通業の会社だったのとか初めて知りました。

    ーーー

    でヨドバシカメラについての項目では、
    ヨドバシカメラの他の量販店との違いが述べられています。

    ポイントは3点あって
    1.ターミナル駅への出店
    2.内部業者への商品管理の徹底
    3.メーカーとの交渉で利益を確保する

    ーーー

    1.ターミナル駅への出店

    ヨドバシカメラは店舗数こそ多くないのですが、
    出店の方式がうまい。

    東京で言うと電気街はやはり秋葉原ですが、
    客は秋葉原に行くまでに吉祥寺、上野、錦糸町などのターミナル駅を通ります。

    ヨドバシカメラの狙いは秋葉原に行くまでの道のりに大型店舗を出店し、客を秋葉原に行くまでの客を取り込むことです。

    この戦略は、かなりうまくいったそうで、
    さらに秋葉原に駅直結型の超大型店舗「マルチメディアAKIBA」を作ることで完成します。

    秋葉原に来た客が、ほかの電気屋に行く前に駅直結のヨドバシカメラで買い物をするからです。

    このように他の家電店よりも、客に取っていきやすい位置に配置する戦略がヨドバシカメラの強みです。

    そういった意味で見ると、Switchのゲリラ販売も、ほかの家電店よりも店舗数が少なく、ターミナル駅に集中しているヨドバシカメラだからこそできた戦略なのかと思います。

    ーーー

    2.内部管理の徹底

    今はどうかはわかりませんが、ひと昔前、家電量販店の万引きのうち7割程度は店員や配送業者など、内部の人間による犯行といわれておりました。

    1個あたりの利益が小さい小売業では、1つ万引きされるとそれを取り戻すのに10個売らねばならないというように、万引きは大敵です。

    そこでヨドバシカメラでは、従業員、搬入業者へのボディチェックを行い、また荷物もすべて預けさせて店内にいれたそうです。

    このローコスト戦略もヨドバシカメラの強みです。

    Switchの販売においても、抽選販売を行ったビックカメラでは当選くじを抜き取る不正があったなかったという話も上がっていますが、これを防止するため着たらすぐ全部売ってしまうというゲリラ販売スタイルなのかもしれません。

    ーーーー

    3.メーカーとの交渉で利益を確保する

    3つ目の強みはメーカーとの交渉力だ。

    なんとヨドバシカメラはメーカーとの交渉の際に
    ヨドバシカメラ側の利益をあらかじめ保証させるのだという。

    これにより、競合店が値下げした場合、ヨドバシカメラも対抗して値下げを行うが、その際ヨドバシカメラ側は利益を削ることはない。

    メーカー側にとっては一見、メリットがないようにも思えるが、
    ヨドバシカメラに希望価格で卸せば、必ず売ってくれるという信頼があってこその条件なのだろう。

    Switchの入荷台数が圧倒的に多いのもヨドバシカメラの販売力があってこその話なのかもしれない。

    ーーーー

    このようにヨドバシカメラは他にない強みを持つ家電量販店であることが分かりました。

  • 自ら始めた事業は強い執念をもって、全勢力をかけてなんとしてでもやり遂げる
    未経験のビッグプロジェクトを成功させるにほ、たとえ理論上は優れていたとしても、未知のトラブルを引き起こす可能性のある新しい技術を入れるより、実績のある信頼性が高いものを組み合わすということも検討する

  • ヨドバシカメラの章がよかった。ヨドバシの社長って経営者として名前聞かないのはなぜだろう?

  • 知っている内容が多かった。

  • プロの将棋指しは盤面の一部だけを見て、何十手先を読み切れるだけでなく、大局観を持って盤面全体を見て、今どちらがどのように優勢か劣勢かを判断出来る。この本が伝えたいことは、ビジネスを大きく全体として見る大局観を養えということ。

    成功を収めた企業の歴史を紐解いて、ブレークスルー(成功に導く決断)の瞬間を捉えることがいかに大事か、認識することが出来た。

  • なにがブレークスルーとなったのか、いくつかの企業の例を挙げながら解説。
    まあ、こんなもんかな。

全7件中 1 - 7件を表示

坂本桂一の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ウォルター・アイ...
デール カーネギ...
ロバート キヨサ...
佐々木 圭一
チップ・ハース
リンダ グラット...
有効な右矢印 無効な右矢印
ツイートする