未来をつくる企業内イノベーターたち  企業の中から社会を変えるソーシャル・イントラプレナーの仕事術 (KINDAI E&S BOOK)

著者 :
  • 近代セールス社
3.00
  • (0)
  • (0)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 25
レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784765011280

作品紹介・あらすじ

企業という組織の中にあって、自らの信念に基づき、社会のための仕事、社会を変えていく仕事に果敢にチャレンジしていった男たち。彼らにはなぜそれができたのか!?ビジネスで社会をよくする「企業の中の社会起業家」10人の挑戦。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 企業内にありながら、社会起業家(ソーシャル・アントレプレナー)の精神を持ち、よりよい社会をつくるための事業や商品開発などに取り組む人たち(=ソーシャル・イントラプレナー)に焦点を当てた本。
    この本では、10人のソーシャル・イントラプレナーの仕事術をストーリとして紹介し、そこに解説を加えるという形をとっている。
    例えばCASE1は、電気も水道も整備されていないタンザニアでバイオ燃料事業を立ち上げたというストーリー。安い人件費を利用して大量生産をして世界中に輸出するのではなく、現地の人にとって役に立つものを生産し、それを安定的に販売できる仕組みをつくることで現地の産業や生活に貢献することを目指す。
    社会起業の多くはNPOなどの営利を目的としない団体によって多く行われてきたが、まだ多くの社会問題が未解決のままで、大企業の働きが今後重要になってくるという。そのひとつがこの取り組みのように社会貢献を念頭に置いた事業の創出だ。ほかにもタイ農村の干ばつ被害軽減のため天候インデックス保険の開発・普及に取り組むストーリなどが紹介されている。どのストーリーも大きな規模や影響が生まれそうな期待が感じられるし、仕事半分プライベート半分で社会貢献を軸にほかの企業を巻き込んだり協力したりといった部分には、面白そうな仕事だと思わせる魅力がある。
    これから働く人や比較的大きな企業で働いている人にとって目標を具体的に描くためにはいいと思う。

    気になった点をいくつか。まずストーリーの紹介と解説というカタチがくどい。同じ内容を何度も読まされるのが少し苦痛。誤植が多い。社会起業家の精神から少しずれているような話(普通にがんばって働いたって感じの話)がいくつかある。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

服部 篤子
CAC社会企業家研究ネットワーク 代表

「2015年 『公共経営学入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

服部篤子の作品

ツイートする