そして、死刑は執行された (ノンフィクションブックス)

著者 :
  • 恒友出版
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本棚登録 : 43
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784765261524

感想・レビュー・書評

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  • ある殺人事件で死刑求刑から無期懲役になった人が
    書いた刑務所内のドキュメントです。
    是非読んでもらいたい一冊です。

  • 死刑求刑から無期懲役になった著者は死刑囚監房掃夫として労働することになる。

    予想よりもはるかに死刑の描写が少なかった。
    それほど思い出したくないものなのかもしれない。

    死刑よりも、冤罪の恐ろしさが伝わった。

  •  たぶん関川夏央の本で触れられていたので買ったんだと思う。死刑の実態って調べたことないのでお勉強で読んだ。
     著者は死刑囚から無期懲役に減刑され、死刑囚の世話や執行後の後始末などを勤めた人との事。綺麗事ではない実態が書かれていて興味深い。
     死刑廃止運動は終身刑の人ばかり増えて必ず財政破綻すると思うのであまり賛成できないが、冤罪も困る。

  • ある殺人事件で死刑求刑から無期懲役になった著者の服役生活から
    死刑囚監房掃夫としての体験までを赤裸々につづった獄中手記。

    んー、これはね正に初めて読む話だわね。
    だって、処刑された後の遺体を始末しちゃう話とか出てくるんだよ。
    そんなの日ごろの生活からじゃ分からないじゃない。
    だから、すっごい興味もって読んだんだけど。。。

    そういう話も読んでて面白かったけど、
    やっぱり囚人たちの交流話。そういうのも面白かったよ。
    だって、あの有名な帝銀事件の平沢貞通とかの面倒みてたんだもん。
    すごいよね~。
    って、囚人だけど。。。(笑)

    読んで思ったのは、
    囚人も一人の人間なんだってこと。
    いくら人を殺してしまおうが、一人の人間なんだよねぇ。
    そして、やっぱり悪いこと罪になることはしちゃいけない。ってこと。
    被害者だけでなく、加害者の家族まで一生が滅茶苦茶になるからね。
    自分のためにも周りの人のためにも犯罪は絶対にいけないわ。

    そして、なんと冤罪と分かりきっても警察に追い詰められて
    死刑囚監房に入れられてる人。
    これはね、絶対に許せないわけ。
    時代が違うからか、今では滅多に冤罪なんてないけど
    不十分な証拠なのに、それでも死刑囚にされて
    何十年もブタ箱に送られるなんて可哀想。
    これからは日本も陪審員制度になるらしいけど
    こういうことがないように、徹底してもらいたいわ。

    それよりもね、私が一番驚いたのが
    作者のアドバイスで死刑囚監房にいた死刑囚が
    無期懲役になったって話。
    これにはぶったまげたね~。
    作者がアドバイスしたとおり、そうなっちゃうんだ~。
    でもよかったよね。
    って人を殺しちゃいけないけど、、、でも良かった。

  • 今まで、死刑賛成派だった。
    それなりに理由もあった。
    でもそれは机上の空論だった。

    まだ賛成か反対か、どちらかは言えない。

    みんなにも読んでほしい。
    そして考えてほしい。

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