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- Amazon.co.jp ・本 (373ページ)
- / ISBN・EAN: 9784766000139
感想・レビュー・書評
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母親の病気のため、孤児院に入所したり、戻ったりの繰り返しの中で、シスターの暴力や他のシスターのやさしさに触れ、引き取ってくれた家族との出会い等、主人公の波乱に満ちた幼少期を描いた実話です。
何度読んでも、悲しさの涙と、優しさの涙で、何度読んでもウルウルとなってしまう。
どんなにいじめられても、くじけず、心も折れることなく育っていく主人公の健気さが、また涙せずにはいられない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
貧しい家庭に生まれ、いろんな施設を転々とさせられた著者の自伝的小説。近代のアメリカの施設でこんなことってまだあるの?と思うぐらいひどいことばかりが起きていくのだけれど、主人公のジェニングズがどこか明るくて、光がいつかさすのでは…と思いながら読み進めた。訳もよかったし、最後までひきつけられた。