巴里の空の下オムレツのにおいは流れる

著者 :
  • 暮しの手帖社
4.07
  • (123)
  • (77)
  • (92)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 926
感想 : 113
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766000283

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ヨーロッパを中心に、食に関するいろんなことが書かれています。

    料理のレシピはおいしそうで、作ってみたいなと思えるし、
    料理が昔は下手だったそうでその失敗談はクスッと笑えるし、
    文章も淡々としているのに温かい感じがする。
    すごく良いなあと思いました。

    50年以上も前に書かれた(最初に発行されたのが1963年だそう)のに、
    色あせないというか、古く感じないのすごいなと思いました。

    文章の合間に、手書きのイラストが入っているのですが、
    たまに何を描いたのか良く分からないもの(199ページとか)もあって、
    なかなか味があります。

    時々読み返したい本です。

  • オムレツといえば
    「巴里の空の下
    オムレツのにおいは流れる」が読みたく
    なります(*゚ー゚*)

    あるいは

    「東京の空の下
    オムレツのにおいは流れる」でもいいよ

    「巴里の空の下・・・」ではフランス流
    のオムレツが紹介されてて・・・
    「巴里の空の下・・・」を読むと
    オムレツが食べたくなるとw

    よく食べてよく歌え的な☆彡

  • ひたすら料理料理料理!
    オムレツ食べたい!

    誤植で鮭缶が蛙缶になってる箇所があってぎょっとした
    …誤植だよねえ

    自分の親世代と同い年くらいなので、
    当時の社会を垣間見ることもできてなんかちょっと新鮮

  • 閲覧室 596.23||イシ

  • お料理はなんのきまりもないのだから、とらわれないことだ。それから自信をもってまな板に向かうことだ。こんな材料ではおいしいものがつくれる筈はないと思う前に、これだけのものでどんなおいしいものをつくってみせようかと考えるほうが幸福だと思う。

  • ジャケ買い&タイトル買い。
    ほぼ衝動買いです。
    お父さんやお母さんが生まれた歳に、産み落とされた本。
    どこか懐かしさを感じる本です。

  • バタ、メリケン粉、バタ、バタ、濃厚で肝臓がやられそうだけど美味しそう。著者は著名なシャンソン歌手。昨年、肝不全で亡くなったそうです。装丁もキレイで本棚に置いておきたくなる。

  • オムレツもよいのですが、病床のお父様のためにつくられたいろんな野菜のポタージュがとくに心に残っています。

    それが忘れられなくて最近ブレンダーを買いました。
    まだポタージュにはトライしてませんがそのうちやってみようと思ってます。

  • 50年前に書かれたとは思えないほど、楽しめるエッセイ。

    タイトルのオムレツはもちろん、数々のお料理とそれにまつわるエピソードが載っている。
    野菜料理に肉料理、フランスの地方料理…文章を読むだけで美味しい香りが漂ってきそうな一冊。

  • 美味しそうな本
    料理をしたくなってきた

全113件中 61 - 70件を表示

著者プロフィール

1922年東京生まれ。52年、パリでシャンソン歌手としてデビュー。各国の舞台に出演し、帰国後はエッセイストとしても活躍。『巴里の空の下オムレツのにおいは流れる』(河出文庫)等著書多数。2010年逝去。

「2020年 『いつも夢をみていた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

石井好子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×