いつもいいことさがし―小児科医が見た日本の子どもたちとおとなたち

著者 :
  • 暮しの手帖社
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レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766001150

感想・レビュー・書評

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  • 4-7660-0115-x 276p 2005・3・19 初版1刷

  • 最初の出会いは、「暮しの手帖」の中に収められたエッセイだった。それから「暮らしのヒント集」で細谷さんの暮らしぶりと暮らしのヒントで心掴まれた。
       嘘をつかない
       わかりやすく
       子どもの立場にたって
    子どもたちに寄り添う細谷さんの生き方を真似したいと思った。私は子どもがいないけれど、子どもたちと関わる仕事をしている。関わる子どもたちが、しあわせであって欲しいなと願わずにはいられないエッセイであった。
    生きていく中で、どんなに仕事や生活が忙しくても、楽しいことを探す癖がついたと著者は述べている。
    私も私の人生を楽しもうと思えた。
    エッセイの中で、沢山の本が紹介されている。細谷さんオススメの本も読んでみたい。

  • 以前仕事で細谷先生の講演を聴く機会があり、すっかりファンになってしまいました。聖路加病院の副院長です。

    小児科の先生が書かれたものなので、もちろん子供たちの辛い治療や別れのことも書かれていますが、そんなつらいお話ばかりではありません。
    優しさに溢れた本で、プラス先生の明るく真摯な態度に胸が熱くなり、元気をもらえます。

    他の方のレビューに、子を持つ親に読んで欲しいなどと書かれていますが、子がいなくても読んでほしい。
    社会全体で子を育てていこうという気持ちになれますから。

  • 暮らしの手帖に連載された、小児がんを専門とする小児科医のエッセイ。文頭は「昭和を懐かしんで今の時代を憂う、年配の著者にありがちな子育ての本かと思ったら、日々、子どもたちの命をつなぐために格闘する小児科医としての思いが伝わり、胸が熱くなる。命がけの治療を受けて入院している幼い子の作文は何度読んでも涙が出る。「2時50分になるとエレベーターのまえでおかあさんをまちます。わたしは3時が一ばんすきでした。楽しみでした。6時が一ばんきらいでした。おかあさんがかえるからです。」現代の暮らしで忘れられてしまった子どもの思いや家族との関係をあらためて考えさせられる。

  • 2012.03.06. 「暮らしの手帖」に連載されていたもの。真摯に生きなければ、と思います。

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著者プロフィール

1948年生。小児科医。聖路加国際病院顧問。東北大学医学部卒業。テキサス大学MDアンダーソン病院がん研究所勤務後、聖路加国際病院小児科に復職。主著に『小児病棟の四季』『いつもこどものかたわらに』等。

「2017年 『看取るあなたへ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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