京暮し (暮しの手帖エッセイライブラリー)

著者 : 大村しげ
制作 : 花森安治 
  • 暮しの手帖社 (2010年11月19日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766001686

京暮し (暮しの手帖エッセイライブラリー)の感想・レビュー・書評

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  • 京ことばが心地よく
    さらさらと読めました。
    読み進めるうちに著者がまるで身近な人に
    感じられました。

  • 大正から昭和、平成と生き抜いたしげさん。
    今の私たちはこんなに季節を楽しんでいるだろうか。
    せいぜい着るものを変えたり、スーパーで季節のたべものを買う程度ではないだろうか。
    しげさんのような暮しぶりは伝承すべきだし、大事にしたい。
    しげさんもおっしゃっていたが、世の中があまりに便利になると、素朴な暮しにあこがれるのかもしれません。

  • 全編、京ことばで書かれた
    生活にまつわるエッセイです。

    晩年はバリ島を愛し、
    バリで亡くなった大村さん。

    でも、心の根っこはやはり、
    京都にあったと思うのです。

    私自身関西の生まれですけれど、
    ここには関西のおんなたちが持っている

    「せんならんことは、せんならん。それやったら
    気持ちようにしたほうがええ。身仕舞いよう、
    迷惑かけんよう。」

    「暑いときは暑い時らしいに。
    寒いときは寒いときらしゅう。」

    という生活感覚が溢れています。
    母の、祖母の口ぶりが懐かしくなると
    大村さんのご本を開くのです。

    郷里に帰ったように、人なつかしく、涙が出ます。

  • 京の市井の暮しをつたえた第一人者、京の暮しといえば彼女という時代があり、最近でたムック(『大村しげ京都町家ぐらし』)など見るとあまりの既視感(うちといっしょだー)に軽くタイムスリップを覚えますが、祇園の仕出し屋の一人娘として生まれながら、十六で学業に専念するため一人暮しをはじめ、物書きになることを決意し、京言葉を(書き言葉に)綴りたゆまず練りあげ、生涯を独身で過ごし、病後はバリに渡ったという経歴は、京女のティピカルではけっしてなく、ひとところに居続ける、けっしてスタイルを変えない、という息の長い保ち方の強度が、最期に潔さを生むところが京女。
    暮しの手帖は速攻『京暮し』の復刊を。

    と、数年前に「京 台所の詩」のブクログで書いたら(なぜか旧版「京暮し」はアマゾンにないのだ)、花森安治のカット付で再版されました。目出度い。暮しの手帳さん、つぎは北畠八穂です!(カット付で)

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