考えの整頓

著者 :
  • 暮しの手帖社
3.97
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本棚登録 : 1649
レビュー : 163
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766001716

感想・レビュー・書評

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  • こういうモノの見方ができるアタマの柔らかさと、常識にとらわれない感性を持っていたいなあ、と強く思います。

  • エッセイ風の軽い語り口ではじまるが、筆者独特の視点で語られる『最近ふと考えたこと』が非常に含蓄がある。

    多くを語り過ぎず、シンプルでありながら読者に文章以上の多くを問いかけてくるこの本は何度も読み返したくなる類の本。

  • 佐藤さんの作品は、ほんとにとてもステキで、視点とかセンスとか
    「才能があるってこういうこと」と思わされるのだが、それが常人離れしているものでなくて、むしろ日々の暮らしのちょっとしたことに根ざしているところが魅力。文章も、こういう文章を書けるようになれたらなぁ。。。かっこいいよなぁ、と。とがったデザインより、こういったほうが好みです。

  • 読み終わったのがだいぶ前なのでレビューは控えたいが、さすが佐藤雅彦!といえるほど面白い本だった。一番好きな本かもしれない。

  • ピタゴラスイッチや2355/0655を監修してる人が筆者。日々の暮らしの中で心や頭に引っかかることに考えを巡らせていく。読者もその経路を辿っていくのが何と面白いことか!


  • 「おまわりさん10人に聞きました」というフィールドワークが、当時のわたし(10年前)にはセンセーショナルでした。

    おまわりさんさんに道を聞いたら、
    帽子から地図を出すおまわりさんの話。

    ちがうトピックでまねっこしました(笑)
    10人でもエビデンスになるから。

    ピタゴラスイッチや0655でおなじみ、佐藤雅彦さんの本です。10年以上前、ビジネスエリートな職場の先輩の奥さまからいただきました。感謝です♡

  • 著者の日常の中の発見と多様な視点の軽妙さは本当に見習いたい。
    どんどん読者が絞り込まれていく抽選は男性なのについ読んでしまった。
    震災の時の淡々とした描写も感慨深い。

  • 雑誌『暮しの手帖』に連載されているエッセイをまとめた単行本。日常のごくありきたりな些細なことに気づき、思索し、自分なりの結論を出す。この流れを結論に向かって書き進めるのではなくて、書きながら頭の中を整理して結論に近づいてゆく。そんなアプローチが楽しい。それに、視点の持ち方がなかなかユニーク。こんな視点を持ってこんな風に気づきがあったら、毎日退屈することなんかないんだろうな。こんな風に考えると毎日楽しくなるよ、とやさしく教えてくれているような一冊。
    そんな著者のスタンスが表れていると思った箇所を一か所抜き書き。「私たちが生きていく過程で必要なのは、すでに分かりやすい形に加工されている情報を摂取し、頭を太らすことでなく、情報という形になっていない情報を、どのくらい自分の力で噛み砕き、吸収していくかということなのである。それは、うまく世の中を渡れる知識を手っ取り早く獲得することとは一線を画し、いかに自分が人間として、生き生きとした時間を開拓するかということにつながっているのである。」

  • 自分の体験を組み合わせてさまざまな気づきを得ている
    自分にもこんなことがあったと思いながらも、あんまり思い出せない

  • どうでもいいことでも、自分なりの回答が見つかると
    考えが整頓されてすっきりする

    個人的にはとても共感出来る思考プロセス
    観点というか、引っかかるフックがおもしろい

    この本の内容が、私のようにおもしろいと感じる人もいれば
    こんなしょうもないこと本にしてどうするんだ?
    と思う人も少なからずいるような気がします

著者プロフィール

1954年、静岡県生まれ。東京大学教育学部卒。慶應義塾大学教授を経て、現在、東京藝術大学大学院映像研究科教授。主な著書に『経済ってそういうことだったのか会議』(竹中平蔵氏との共著・日本経済新聞社)、『新しい分かり方』(中央公論新社)、『考えの整頓』(暮しの手帖社)、『差分』(美術出版社)、『毎月新聞』(中公文庫)ほか多数。また、ゲームソフト『I.Q』(ソニー・コンピュータエンタテインメント)や、慶應義塾大学佐藤雅彦研究室の時代から手がけている、NHK教育テレビ『ピタゴラスイッチ』『‪0655/2355』『考えるカラス』など、分野を越えた独自の活動を続けている。2011年に芸術選奨受賞、2013年に紫綬褒章受章、2014年にカンヌ国際映画祭短編部門招待上映。‬‬‬

「2017年 『行動経済学まんが ヘンテコノミクス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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