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- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784766124071
感想・レビュー・書評
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日本各地の織物について製法なども交えて説明されています。
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タイトル通り、染めと織りの民藝品について扱った教科書だ。
民藝、というと、作中でも述べられているがどうしても器のイメージが強い。そんな中、日本各地で昔ながらの伝統技法であったり素材であったりを大切にしながら制作を続けている工房や会社が紹介されている。
どういった染物、織物が日本には存在するのかということもカテゴライズして説明されており、興味深かった。
民藝ブームで器は脚光を浴びる機会が増えてきたけれど、布はなかなか生活に取り入れるのも難しく、すぐに大量に生産できるわけではないので価格も高くなりがちで課題を多数抱えていることも理解できた。
それでも作り続けている人がいるっていうのはすごいことだな。