不思議の国のアリスWith artwork by 草間彌生

  • グラフィック社
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本棚登録 : 165
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766124545

作品紹介・あらすじ

他の『アリス』では味わえなかった魂の解放。浮遊する鮮やかなアート、楠本君恵による新訳で生まれ変わったワンダーランド。

感想・レビュー・書評

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  • 絵本では読んでいるし、原作も一度は読んだ気がします。でも、細部までは覚えていません。改めて草間版で読みました。それなりにボリュームがある中編童話ですね。ダイジェストで済ませるのはもったいない。魅力的な作品でした。意味ありげな言葉や度々はさまれる詩や歌は解説してほしいところです。ただ、草間さんはどこに現れても草間ワールドにしてしまいます。アリスの物語に共存するシロモノではないというのが素直な印象です。

  • 草間彌生inワンダーランド。
    草間さんファンには魅力的な1冊。
    私もその作品のファンだったと思っていたのですが…ページをぱらぱらめくっていくと目眩が。閉じてしばらくした今も目がチカチカして気分が悪くなってしまいました。ショック★
    おまけ?的文章も、訳がとにかくマズイ。小学生の作文?ですます調の混在、単調な表現…これがあのアリス⁈と愕然としました。
    文字サイズを極端に変化させてみたり、装丁で誤魔化してる感も。
    なんだか残念な本でした。
    辛口ですいません。

  • ◆ ワンダーランドの主人公は草間彌生◆
    大小の水玉模様と赤と青のコントラストで目を引く美しい装丁は、松本市出身の草間彌生によるものです。物語も鮮やかな挿画によりアリスが草間ワールドに迷い込んだ錯覚に陥ります。活字の大きさやレイアウトにまで細心の注意を払ってあり、全く新しいアリスの世界に出会うことができます。
    草間彌生のあとがきが掲載してあり、草間彌生のアリスへの思いも知ることができます。

  • 草間さんの世界にひたりたい時に見てます。

  • 少女のアリスが、次から次へと現れる不思議な生き物や出来事に出会う物語です。個性的なデザインなので、既に読んだ事のある方や、途中で読むのを止めてしまった事のある方にお勧めです……が、この本を入り口にするとどんな印象を持つのか気になったりもします。

    文字の大きさや配置や背景がとても面白いです。文章に合わせた挿絵ではなく、アートに合わせた文体だと感じました。

  • 不思議の国のアリス With artwork by 作者のルイス・キャロルの作品です。

  • 美術
    絵本

  • 童話が現代美術とコラボ。草間彌生氏が水玉の国へと誘ってくれる。手元に置いて繰り返し読もうっと!

  • 「すごく変な感じ!」アリスは言った。



    資料ID:W0174067
    請求記号:E||93||Ca
    配架場所:2F絵本架

  • 不思議の国のアリス

    子どもの頃から大好きです。

    アリスとその仲間達や敵に教えてもらったことが沢山たくさんあります。

    その中でも、イモムシが教えてくれたことがあります。

    「では、あんたは自分が変わったと思っているんだな?」

    アリスは言います。

    「変わったと思っています」

    「あんたはどんな大きさになりたいのかね?」

    「そうね、私はあとほんの少しだけ大きくなりたいんです。そう言って差し支えなければ」



    ちなみに、私はチシャ猫が好きです。

  • JDN / 今週のデザイン書籍 / 不思議の国のアリス With artwork by 草間彌生
    http://www.japandesign.ne.jp/books/130724-1.html

    グラフィック社のPR
    「ルイス・キャロルによる「不思議の国のアリス」が草間彌生と出会い、ここに全く新しいアリスが誕生しました。浮遊する鮮やかなアート、そして楠本君恵による新訳で生まれ変わったワンダーランドをたっぷりお楽しみください。」
    http://www.graphicsha.co.jp/book_data.php?snumber3=1333

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著者プロフィール

ルイス・キャロル (Lewis Carroll, 1832-98)
イギリスの作家。本名Charles Lutwidge Dodgson(チャールズ・ラトウィッジ・ドッドソン)。チェシャー州の牧師の家に生まれ、オックスフォード大学クライスト チャーチ学寮に学び、卒業後、同大学の数学講師となる。『不思議の国のアリス』(1865)、『鏡の国のアリス』(1872)の作者として最もよく知られているが、本来の数学者・論理学者としての、また最初期のアマチュア写真家としての功績も高く評価されている。

「2021年 『鏡の国のアリス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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