まちモジ 日本の看板文字はなぜ丸ゴシックが多いのか?

著者 :
  • グラフィック社
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本棚登録 : 180
レビュー : 22
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766125443

作品紹介・あらすじ

世界の街角で集めた文字350点。その秘密に迫る。文字観察本の決定版!!

感想・レビュー・書評

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  • 目から鱗である!

  • 日本の看板はなぜ丸文字が多いのか? 実際に看板職人に理由を聞いてみると、なるほどな理由。あとは、いろいろな国の街で見かける文字の紹介。タイポグラフィが好きな人には楽しい内容だろう。でもどれだけ需要あるのか・・・。

  •  フォントのデザイナーである著者が、街中の文字、まちモジのフォントについて書いた本。

     ドイツ在住の著者であるが、職業柄、街の文字やフォントが気になり、写真におさめたり記録したりしている。すると、日本の街には丸ゴシックが多いことに気づく。

     道路標識の文字や看板に丸ゴシックが多い。同じ漢字圏の中国や香港では角ゴシックが多いのになぜなのか。

     また、著者が住むドイツや、その他仕事などで行かれたフランス、イギリス、アメリカなどの街角の看板や道路標識の文字の写真もたくさんあります。
     ドイツの筆記体って独特ですね。

     ひたすら文字を追いかけて写真を撮られ、たくさんの発見がありました。
     デザインには疎くても、文字に関するいろいろなことが分かって面白かったです。

  • 著者はドイツでフォント開発をしている方。
    街の中にある文字を集め、解説を加えている。

    デザイン屋さんだったり、看板屋さんだったりしなくても、おもしろく読める。

    世の中には色々な文字の形があり、それぞれの文字が与えるイメージに、知らず知らずのうちに影響されているのかな、と思う。

  • 街中のタイポグラフィに色々な角度から分析をしていて面白かった。印刷物よりも誤植などがあって面白い。

  • 日本語の看板部分はテンポよく
    なぜ丸ゴシックが多いのか?
    →手描き看板の時代に丸文字の方が素早く描けるからという一説

    いまはカッティングシートが主流だけど、シャッターにシートは合わないのでそこでは手描きが腕を振るうのだそう。私も著者とおなじ、手描きの味のある看板がすきです

    後半部分は頭で考えて納得することが多く、読むスピードが落ちた。まちを見るときのレイヤーにフォントが加わるというのは、たのしそう

  • タイトルを見て一目惚れして購入。
    フォント製作者が世界で見つけた看板を考える本だった。フォント入門に最適かも。

  • ◆見た目にもたのしい、世界中の街角でみられる文字のフォントについて教えてくれる本です。たとえば「とまれ (STOP)」の標識ひとつとっても国によってデザインが異なっています。◆とりわけ日本では、「とまれ」といった道路標識をはじめ、いたるところで丸ゴシック体が用いられています。鉄道やバス停の駅名や車体の方向幕、銀行の看板などなど。中国などの漢字圏とくらべても、あきらかに丸ゴシック体が多いようです。
    ◆なぜ日本では丸ゴシック体が用いられたのか。それは描きやすさと見た目を両立した職人技に由来するものだったようです。一方で、なぜ他国(とくにおなじ漢字圏)では日本ほど丸い字体が用いられることはなかったのかという点については、明確な説明は見受けられなかったと思いますが、他国でこうした看板が導入されるころには、すでに手書きではない生産方式が確立されていたのかなと思いました。
    ◆額縁に収められることもなく、人によってつくられ、人に使われ摩耗してゆくデザイン。デジタルフォントを製作する著者がそんな「まちモジ」に愛着を示す気持ちが少しだけ分かった気がしました。

  • フォントのふしぎほどの驚きはなかったが、やっぱりオモシロイ。街中の文字を見る目が変わるなー。一流どころは文字の形にまで配慮ができている。さすがだわ。
    風景や人物じゃなくても楽しい、キレイな写真がたくさんあります。

  • 2013年11月刊。
    書体デザイナーさんによる、街の看板や標識などの「フォント」に注目した写真の数々と考察。
    写真がいっぱいで、楽しい本です。

    前作の『フォントのふしぎ』が欧文フォントの本だったので、こちらは日本語フォントに注目した本なのかな?…と思ったら、日本語のフォントの話は4分の1ぐらいだけでした。

    海外の看板では角ゴシックがほとんどなのに、なぜ日本の看板は丸ゴシックが多いのか?
    その理由の1つとして、「看板職人さんが、丸ゴシックの方が簡単に書けるから」という考察は面白いですね。

    最後の『フォントって、こうやってつくってるんだ』は、とても興味深く読みました。
    例えば、隣り合う文字によって、文字と文字の間隔をソフト側で自動的に調節してくれる「カーニング」。
    これ、機械的に数字で決め打ちにしているのではなく、なんとフォントデザイナーがそれぞれの文字の組み合わせを実際に目で見ながら値を調整しているそうです。
    その組み合わせは、数千パターンにも及ぶというからびっくり。

    デジタルフォントでも、職人さんの手によってこれほどの微調整が加えられていたとは…。

    ↓詳しくはブログをご覧ください。
    http://nishi248.blog60.fc2.com/blog-entry-1159.html

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