おいしいもののまわり

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  • グラフィック社
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レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (165ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766128260

作品紹介・あらすじ

おいしいものは美しい。日本の「お料理する」「食べる」を知る、32の話。

感想・レビュー・書評

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  • 最近、食事と言うか食べ方について
    色々と不愉快なブームが目に付いて、

    あ~ぁ、もう「食べ物で遊ぶな!」と
    言っちゃいけない時代なの?と
    悲しくなってしまったけれど、

    ほら、この方がいらっしゃるじゃないの!

    ある時、好きな料理家ランキングを見ていたら、
    土井善晴先生が上位にぐいぐい食い込んでいて、
    へぇ~、そうなんだ!と思ってそこから気になって
    土井先生の本を読んだりするようになった。

    今ではテレビも無いのに「おかずのクッキング」を
    毎号買うほど!

    土井善晴先生はお父さんが立派な料理家なのは
    もちろんで、
    そこでただ習うだけでもよさそうなものだけれど、
    フランスに勉強に行ったり、
    帰って来て日本でも大阪の老舗のお店で修行したり、
    尊敬してしまうなあ。

    youtubeで若い男の人に土井先生が料理を教える、
    と言う動画があって、
    その若い方が調子に乗って勝手にやっていると、
    じーっと黙って面白そうにみていて、
    急に「これはこうするとええよ」と
    関西弁で口調は優しく、でもズバッと言って
    その男の人が「キャー(恥ずかしい!)」と
    なったりするのが面白い。

    この本は、
    ともかく心を込めて丁寧に、
    相手を、季節を、素材を考えて、料理しようと言う時、
    色々為になることが詰まった本。
    ご飯って言うのは、
    作る人もだけれど、食べる人も真剣じゃなきゃ駄目よ!

  • はじめに
    季節を感じること、信じること
    食の場の区別
    台所のお布巾
    計量とレシピと感性と
    お料理をする箸
    まな板
    玉じゃくし
    味をみること・味見皿
    パイ缶/保存容器 雑味のない味にするために
    火の通り加減をみる串
    落とし蓋を使う煮物
    白いエプロン
    おひつ ご飯のおいしさ考
    水を料理する
    混ぜ合わせる
    洗いものから、学んだこと
    焼き色のおいしさ
    食卓の味つけの考え方
    お料理の火加減
    肉をおいしく焼いて食べること
    お料理の温度のむずかしさ
    茶碗の感性
    日本のだし汁
    お塩のおいしさと健康のこと
    海苔の香り、胡麻の香り
    とろもにおいしさと効用
    包丁するという調理法
    器を使いこなすための器の見方
    お茶をいただく「お湯のみ」の話
    大根の一年
    日本のお米 日本のご飯
    お料理の姿 人の姿
    あとがき

  • 一汁一菜という提案に惚れて違う1冊も。こちらは土井さんの思いが強すぎるところがあってひいてしまうところもあって少し残念

  • 感情的で自分勝手な「食べる人」に、大切な食べることを任すわけにはいかない。

  • 道具は大事

  • 悪い言葉で書くと懐古主義というのかな。
    そういうところはあるけども、柔らかな語り口が読んでいて心地よく、五感を刺激させられる。
    きちんとしよう、と思う本であった。

  • 読んで背筋がぴん、と伸びる気がしました。
    使い込まれた道具の写真や文章から料理への真剣さや想いが伝わってきました。
    金串での肉の温度の見方とか火加減の仕方とか、自分の生活にも生かせるエッセイもあり、日々の生活にも役立てそうです。

  • 若干説教臭いが、著者の料理経験に基づいた大切な事柄のエッセー。おいしい!という料理は味が濃すぎることがほとんどで毎日食べられるものではない。
    清潔、計量、まな板、包丁の使い分け、旬、火加減、を大事にすれば料理はおいしくなる。

  • 「用の美」ならぬ「料理の美」。すっきり美しいものが美味しい、そしてレシピ通りに作るのもいいけれど自分の知恵と感性を働かせることも大事だと。
    ピシッと一本通った土井善晴さんの料理の哲学。

  • 清潔さが美味しさにつながる。書き言葉だけれど、土井先生が話しているかのように、すんと入ってくる。

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著者プロフィール

1957年、大阪府に生まれる。料理研究家。
「土井善晴 おいしいもの研究所」主宰。
スイス、フランスで西洋料理を学び、大阪の「味吉兆」で日本料理を修業。
家庭料理の第一人者であった父、土井勝の遺志を継ぎ、「清く正しくおいしい」日本の家庭料理を提案する。
季節感や素材の味を大切にした家庭の味にこだわり、理論的でわかりやすい解説に定評がある。
テレビや雑誌、レストランのメニュー開発など幅広く活躍。
著書には『ごちそうのかたち』(テレビ朝日)、『土井善晴の定番料理はこの1冊』(光文社)、『まねしたくなる 土井家の家ごはん』『土井家の「一生もん」2品献立』『マンガ版 お料理入門』(以上、講談社)など多数ある。

「2015年 『土井善晴さんちの「名もないおかず」の手帖』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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