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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784766138979
作品紹介・あらすじ
本書はソ連時代に都会に住む人びとの別宅として建てられた木造の小屋やコテージである「ダーチャ」を集めた貴重な資料集。
本書は革命、戦争、共産主義の崩壊などを乗り越え、その過程で人びとの生活の不可欠な一部となったダーチャ。その特徴的な歴史的・文化的背景の解説も収録。
感想・レビュー・書評
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ロシアの郊外に建てられた小さい木造の一軒家。
ロシアの過去と伝統を感じられる建築物でもある。
これは夏を過ごす人々の大事な別荘、ダーチャの写真集。
・ダーチャとは・・・・・・ソ連時代のカントリーハウス アンナ・ベン
様々なダーチャとその内部のカラー写真
・あとがき フョードル・サヴィンツェフ
始まりはピョートル大帝が宮廷人に与えた土地に建てた邸宅。
その後、富裕層や中流階級の借りる、夏の別荘へ。
ロシア革命後のソビエト、スターリンの対ダーチャ政策で
共産党のエリート、中堅のホワイトカラー労働者に。
立派なダーチャはこれらの人々のものか?
でも多くのダーチャは、第二次世界大戦後。
都市生活者の夏の別荘であり、戦中からの食料不足を
補うための自給自足の農業の場所として。
ソ連時代に建てられたダーチャは、住居スペース等が
制限されたささやかなものだけど、自作で、工夫が成され、
個性的なデザインの一軒家が数多く残っている。
豪華な感じから廃屋まで様々なダーチャがあるが、
その多くが木々に囲まれた、おとぎ話に登場するような
素朴で可愛いものだったり、カラフルだったりと
個性が際立っている。内部は居心地が良さそうで、
夏に家族で過ごす思い出がぎっしりと詰まっていそうだ。
そんなダーチャが画面いっぱいに並ぶ姿は、圧巻!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
もっと小さな小屋なのかと思っていたが、日本の相場から見れば、まあまあ大きな木造住宅であった。柄で空白を埋め尽くすようなインテリアは、イコンの背景のようでもある。
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アルハンゲリスクの空撮写真が昔自分が育った広島町だった。庭の梅とか蕪を漬けて暮らしていたので、正にそんな感じだ…年中そこで暮らしていたから暖房はあったけれども。
しかし写真の多くはモスクワ近郊の、小屋と呼ぶには豪勢なものだった。それもまた宮殿のようなもの教会のようなもの宇宙基地のようなもの、とバラエティに富み素敵なので良い。良いけど、エリートが夏に過ごす森の中の隠れ家より、自分は大衆なので大衆が夏にキャベツやキュウリを作りまくる小屋やその暮らしの写真がもっと見たかったなぁ
石田亜矢子の作品
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