現代社会心理学: 心理・行動・社会

著者 : 三井宏隆

制作 : 青池 愼一  榊 博文 

• 慶應義塾大学出版会 (2004年5月1日発売)

作品紹介・あらすじ

人間の社会的成長の中で直面する基本的問題を論じる入門書。現代社会における人間の心理や行動、社会現象についての知見を取り扱う。学習ガイド・専門用語解説・演習問題付の最新のテキスト。

感想・レビュー・書評

[H.Satoさんの感想 · 2020年1月15日]

社会心理学者が自らの専門性を主張する際のよりどころとしているのが自らの知識が科学的心理学の知見に基づくということ。いわば素人とは違うということ。
流行は世論である。マスメディアは何がある時点で優越な意見なのか知覚させてくれるものであり、我々は直接的な経験世界の外にあるほとんど全ての問題に関する事実や意見をマスメディアを通じて入手しているため、結果的にマスメディアが世論の形成に重要な影響を与えている。

[furukawayukiさんの感想 · 2009年12月1日]

社会心理学の概要をつかむのにはちょうど良い。

リーダーシップ論：
特性論
行動論
状況論
新・特性論

対人関係
個人的属性：身体的特性、能力特性
関係性：類似性（物理的近接性、性格）、熟知性、自己開示性、相補性、互酬性、等価性