インテリジェンスの歴史―水晶玉を覗こうとする者たち

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著者 : 北岡元
  • 慶應義塾大学出版会 (2006年9月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766413007

インテリジェンスの歴史―水晶玉を覗こうとする者たちの感想・レビュー・書評

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  • インテリジェンスの歴史を綴った一冊です。
    情報伝達手段を包含しているので、手旗から暗号などの記述もあり、また違った視点のインテリジェンスを眺めることができます。
    やはり、物事を理解するためのアプローチの一歩は、歴史からでしょうか。

  • 情報を収集し、分類・加工することで、国家や企業が政策・戦略を立案・執行するための知識を与えることがインテリジェンスというものだそうです。CIAのホームページでインテリジェンスの生産サイクルが説明されている、というのはちょっと驚きました。
    インフォメーションの収集とその伝達の高速化、伝達速度の遅さを補うための「情報のふるい分け」「仮説の組立」が重視されてきたこと、通信の傍受によって相手の意図まで知ることができるようになったこと、それに対抗するために暗号化が必須となったこと、さらにインフォメーション量の増大に対応するために、インテリジェンス組織が生まれたこと、といった歴史が綴られています。
    理想的なインフォメーションを理想的に分析できても現実と予測との間にはギャップが存在していて、それを改善しようと果てしない挑戦を続けている、という話ですが、完全な経済予測があり得ないのと同様に完全なインテリジェンスもあり得ないのではと思いました。

  • 孟子や戦争論を書いたクラウゼヴィッツが紹介されています。
    人の意図と情報をどうやって上手く兼ね合わせるか、探ってきた道程が書いてあります。
    凄く面白い。

  • インテリジェンスの成立などを解説した本。
    そもそも興味がなかったので評価の対象外にします。

  • インテリジェンスの歴史。しかし「インテリジェンス・機密から政策へ」が邦訳されたため、本書の地位は相対的に低下したかも。

  • インテリジェンスの歴史は失敗の歴史である。
    ビジネスという現場でのインテリジェンスは企業が戦略を立案、執行するために必要な智恵という意味を持つ。
    情報の篩い分けや仮説の組み立ての重要性を強調。インフォメーションとインテリジェンスをしっかりと区別する。
    インテリジェンスの歴史では意図に関するインフォメーションをいかに入手するかが重視されてきた。
    まず意図に関するインフォメーションの情報源であるが、これは人的情報源から収集することもできる。それを基にしてインテリジェンスを生産すると、それはヒュミントというこになる。
    インテリジェンスの世界ではカスタマーからのリクワイアメント伝達という形で典型的に現れてくるのだが、脅威が角さん、多様化すると、カスタマーが脅威を認識できず、明確なリクワイアメントを情報再度に伝達できなくなってしまう。
    全体のプロセスは分析官が統括する。

  • おもしろ!

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