ネット時代の社会関係資本形成と市民意識 (叢書21COE‐CCC 多文化世界における市民意識の動態)

制作 : 菅谷 実  金山 智子 
  • 慶應義塾大学出版会
4.00
  • (1)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 16
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (186ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766413625

作品紹介・あらすじ

デジタル・ネットワークが双方向的な融合空間を形成し、地域や社会活動、人々の行動や意識に影響を与えているネット時代の課題や今後の方向性を、社会関係資本という視座から明らかにする。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784766413625

  • 序の「ケータイという新しいメディア」によって新たなコミュニケーション形態やコミュニティが生まれるのではなく、社会的なニーズをもとに新しいコミュニケーション形態が模索され、新しいコミュニティへの展開へとつながる。との一文は興味深い。

    メディアやデバイスが新しいライフスタイルを産むのではなく、新しいライフスタイルが次なるメディアやデバイス、インターフェイスを産んでいく。

    その他、興味深かった点
    ・オンライン・コミュニティではコンテンツ領域が異なると、参加者の行動規範も異なる、という斎藤と稲葉の指摘。
    ・情報デザインの定義(ホーンとヤコブソン)
    ・携帯メールの特徴の一つは「コンサマトリー性(自己充足性)
    ・フロリダの3つのT。Talent,Technology,Tolerance。
    ・国際問題の処理の歴史(ウェストファリア条約と国際河川委員会)

  • 社会の絆となる集合体をつくるのに、いかにネットが活用されているか。そのケーススタディを集めた論文(?)集。
    twitter,facebook以前の本なので、ちょっと古い感じも。

    自治体と市民集団、それをつなぐコネクタが上手く連携すればソーシャルサイトは重要な社会装置になるんだと思う。子育てのようにテーマがクリアであれば装置としても機能しやすいので、スポーツクラブは非常に有用なツールになるんじゃないだろうか。

    課題だと感じるのは、ワンテーマだとサイトが閉鎖的になりがちな部分と人口流出への上手な活用。多様なテーマ設定でパトリオティズムの拠り所となるサイト構築のためには、どのような仕掛けが必要なんだろうか。

  • 基本的な主題となっているのは、タイトルどおりなのだが、市民意識や社会関係資本の形成がインターネットによってどのように促進され、あるいは阻害され、左右されているか、というテーマである。そのことを本書は、理論面やこれまでの研究、あるいはいくつかの自治体でのケースを通してさまざまな角度から検証し、論じている。
    http://d.hatena.ne.jp/hachiro86/20080306#p1

全4件中 1 - 4件を表示
ツイートする