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- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784766416404
作品紹介・あらすじ
慶應-京大連携グローバルCOEは、「市場の高質化と市場インフラの総合的設計」をテーマとして、「現代経済の健全な発展・成長には高質な市場が必要である」という新しい理論(「市場の質」理論)を提唱し、市場そのものを内生的に捉える新しい経済学的視点から、理論的・実証的研究を進めています。そして、法律、制度、組織、文化、倫理、慣習など、市場を取り巻くさまざまな要素の総体である市場インフラの総合的な設計(コーディネーション)により漸新的な市場高質化を促し、経済が健全な発展・成長を遂げる道筋を提示しようとしています。本書は、このような活動の一環として開催されたシンポジウム「サブプライム・ローン問題と金融市場の高質化」での報告・議論をもとに加筆・修正したものであり、米国の金融危機に端を発する世界的不況に対し、中長期的視点から日本が取り組むべき制度設計・改革案を提言しています。