社会システム理論: 不透明な社会を捉える知の技法 (リアリティ・プラス)

制作 : 井庭 崇 
  • 慶應義塾大学出版会
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レビュー : 18
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766418927

感想・レビュー・書評

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  • 難解といわれるルーマンに挑戦するまえに一応読んでおこうと思って手に取っただが、単純なルーマン入門ではなく、さまざまなシステム論との対話になっている。

    そこが、最初の予想を超えて、面白かったな。

    大きな問題意識は共有しつつも、とてもスリリングなディスカッションが続き、手に汗握る展開。

    なかなかここまで本気の議論って、活字にならないんじゃないかな?

    それだけお互いへの信頼があるから可能な議論なのかな、と思った。

  • ここ10年くらい、こういった本を読んでいなかったので、読後へんに興奮してしまい、中二病にかかったみたいな感じに。週プロだけは読んでいたので、マット界については万全だったが、それでは足りなかったようだ。

  • 井庭さんと宮台さん、熊坂さん、公文さんとの対談本。
    対談形式なので難解な内容を扱っている割には初心者でも読みやすいと思った。難しいと思ったら飛ばしてしまっても、印象に残る所はあるような気がする。

    個人的には、社会学者達が社会システム理論をどう携えて社会を見ているのかということが見えた事。また、社会システム理論という方法の見方/使い方に共感と発見が合った事が収穫といったところでしょうか。

    学生時代にもう少しこういう事に気がついていたらなぁと思わされる一冊でした。

  • おもしろいことやってる人たちの対談

  • 井庭さんと、宮台さん、熊坂さん、公文さんの対談により構成。3つの対談は、ルーマンを中心とした社会システム理論を中核においているが、井庭さんの持つある種の外見的な多面性が良く表れていると思う。3つの中でどれが一番面白かったかを聞くと、その人の志向性が分かるように思う。もともとルーマンは難解なので、本著も部分的には難しいところも含まれる。分からないところは読み飛ばし、またいずれ読む方が良いように思う。

  • このシリーズに期待。俺には咀嚼しきれていない。

著者プロフィール

慶應義塾大学総合政策学部教授。
1974年生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒業後、同大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程修了。博士(政策・メディア)。専門は、創造実践学、パターン・ランゲージ、システム理論。株式会社クリエイティブシフト代表、および、パターン・ランゲージの国際学術機関 The Hillside Group 理事も兼務。2009 年にはマサチューセッツ工科大学スローン経営大学院 Center for Collective Intelligence 客員研究員、2018年にはオレゴン大学カレッジ・オブ・デザイン Portland Urban Architecture Research Laboratory (PUARL) 客員研究員として研究に従事。著書に、『複雑系入門』(NTT 出版、1998 年)、『社会システム理論』(慶應義塾大学出版会、2011 年)、『パターン・ランゲージ』(慶應義塾大学出版会、2013 年)、『プレゼンテーション・ パターン』(慶應義塾大学出版会、2013 年:グッドデザイン賞受賞)、『旅のことば』(丸善出版、2015 年:オレンジアクト認知症フレンドリーアワード大賞、グッドデザイン賞受賞)、『プロジェクト・デザイン・パターン』(翔泳社、2016 年)、『対話のことば』(丸善出版、2018 年)、『おもてなしデザイン・パターン』(翔泳社、2019 年)等。

「2019年 『クリエイティブ・ラーニング』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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