ドクトルたちの奮闘記: ゲーテが導く日独医学交流

著者 :
  • 慶應義塾大学出版会
0.00
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 7
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766419504

作品紹介・あらすじ

詩人ゲーテが見出した名医フーフェラントは、緒方洪庵をはじめとする江戸の蘭学医に大きな影響を与えた。その「医戒」は、明治以降も日本の医師たちに継承された。ベルリンでアジア人初の医学士(MD)を取得した順天堂三代目・佐藤進、近代薬学の父で、日本の女子高等教育にも尽力した長井長義、ベルリン大学医学部初の女子聴講生をもぎとった杏林女傑・高橋瑞子、マールブルク大学で女性として初めてMDを得た宇良田唯。ゲーテが案内する、豊かでエネルギッシュな日独医学交流の物語。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

東京大学大学院総合文化研究科教授,哲学博士Dr. phil.(ドイツ・ケルン大学)。ゲーテと近代自然科学を主要研究テーマとする。ドイツ語単著Goethes Buch der Natur(2005)により,ドイツ学術交流会(DAAD)グリム兄弟奨励賞,日本学術振興会賞および日本学士院学術奨励賞。『科学する詩人ゲーテ』(慶應義塾大学出版会,2010)によりサントリー学芸賞。2013年,ドイツ連邦政府よりPhilipp Franz von Siebold-Preis(シーボルト賞)受賞。『近代測量史への旅』(法政大学出版局,2015)刊行が縁で,2018年より国土地理院測量行政懇談会委員。その他の著作に『ドクトルたちの奮闘記』(慶應義塾大学出版会,2012),『日本のムラージュ』(青弓社,2018)などがある。

「2020年 『教養の近代測地学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

石原あえかの作品

最近本棚に登録した人

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×