読む統計学 使う統計学[第2版]

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  • 慶應義塾大学出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766420364

作品紹介・あらすじ

文系学生の強い味方 !

▼「社会科学を学ぶ文系学生にとって統計学を学ぶ意味とは何か」という視点から書かれた、ユニークで親切な統計学の教科書。ゼミでの研究や卒業論文を書くうえで、最低限必要な統計が使えるようになるレベルまでをフォローする。
▼5刷を重ねたロングセラーの初版を、著者自身が授業で用いた経験をフィードバックし、より学生に理解しやすいよう改稿。また、社会事象に関わるコラムを増やし、フリー統計ソフト「R」の初歩的な使い方の解説も加えて、「統計学」の考え方に興味を持てる教科書としての充実をはかっている。

感想・レビュー・書評

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  • 数学や統計という言葉に忌避感を持つが論理的な思考をあるていどできる学生に統計の初歩を教えるために最適な本。類書も工夫しているが,どうしても数学的な裏付けを説明したり,実際に計算させたりPCを操作させたりまでを含めてしまう。この本は統計的な概念を理解し,統計資料を正しく読み取り,活用することを目的にしていると思う。
    心理学で必須の統計学は前学期でこのレベルをしっかりと理解し,後学期で演習を積み重ねるくらい余裕を持った課程にしたいものだ。
    統計学の概念理解があやふやな大学院生にもお薦めする。

  • 請求記号 417/H 74

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著者プロフィール

東京都市大学大学院環境情報学研究科教授。
慶應義塾大学大学院社会学研究科後期博士課程単位取得退学。博士(社会学)。専門は、社会心理学、行動意思決定論。
主要業績に、共著「Measurement of the thresholds of fear using methods of limits and effectiveness of colors in contrast of numbers in communicating probabilistic earthquake forecasting」(31th International Congress of Psychology, 2020)、共編著『リスク学事典』丸善出版(2019)、『5人目の旅人たち―「水曜どうでしょう」と藩士コミュニティの研究』慶應義塾大学出版会(2019、第35回テレコム社会科学賞奨励賞)など。

「2023年 『心理学が描くリスクの世界 Advanced』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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