資料検索入門―レポート・論文を書くために (アカデミック・スキルズ)
- 慶應義塾大学出版会 (2014年1月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784766420517
作品紹介・あらすじ
大学図書館員が教える役立つ資料の探し方
資料検索について大学生に授業を行ってきた大学図書館員が、レポートや論文執筆を行う際に、役立つ情報をどのように調べたらよいかをまとめたものです。
自分が書こうとするテーマや考えを固めるために必要な資料(根拠や証拠)を検索し、それらを入手するまでの「検索スキル」を身につけてもらうための入門書です。
感想・レビュー・書評
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「問いを立てる」を目的に置いた資料検索や引用方法の解説。
wikipediaやgoogleとの付き合いかたなど、ところどころにある「TIPS」の囲みもとても参考になります。
たぶん一番情報収集環境が整っているであろう大学の図書館を、研究の流れに沿ってこう使うのか、というあたりから、うちのような小規模な図書室ではここは引き算(とかILLに頼るとか)になるなぁ、などと考えながら読みました。
図書室(図書館)の資料やリソースの差は置いておいて(いいのー)、問いの種を探しつつ研究課題を探すという流れは、病院の看護研究などにもほぼそのまま言えることで、初めて研究に取り組むひとや研究指導担当のかたにもおすすめしたいです。
大学はもうリゾルバを通り越してディスカバリなんですね。電子化やオープンアクセスが進み、棚に並んでいるものとそうでないもの、形が違えど「いま使えるか、そうでないか」という区別になっているいま、当然の流れなのでしょう。
巻末の「だめだめレポート」が身に覚えがありすぎて胸が痛みます(笑)。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
・参考図書指定科目:「文献調査と整理術」
<OPAC>
https://opac.jp.net/Opac/NZ07RHV2FVFkRq0-73eaBwfieml/BMcI2ItQ6ftH_K3qKfptkccHgMk/description.html
※貸出については、下記「図書館利用ガイダンス」を参照
https://sites.google.com/cyber-u.ac.jp/library/site/guidance -
・参考図書指定科目:「文献調査と整理術」
<OPAC>
https://opac.jp.net/Opac/NZ07RHV2FVFkRq0-73eaBwfieml/BMcI2ItQ6ftH_K3qKfptkccHgMk/description.html -
◎信州大学附属図書館OPACのリンクはこちら:
https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB14597412 -
愛知大学図書館OPAC https://libopac.aichi-u.ac.jp/iwjs0012opc/BB00928139
大学図書館員が教える役立つ資料の探し方入門です。
必要な資料(根拠や証拠)をどのように検索し入手するのかを学ぶことができます。
またテーマ設定や引用・参考文献の書き方などレポート・論文の執筆に必要なことも説明しているので、レポート・論文の書き方に自信がないという人にもおすすめです。 -
貸出状況はこちらから確認してください↓
https://libopac.kamakura-u.ac.jp/webopac/BB00264590 -
タイトル通り、レポート・論文を書くための資料検索の方法を述べている。著者たちの関係からか、図書検索システムに関しては慶応義塾大学図書館のものが中心であるが、制限はあるものの外部からも利用できるので在学生以外にも有用である。一読の上、必要に応じて閲覧する、いわゆるマニュアル本である。
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[NDC] 007.5[情報入手先] 大学図書館[テーマ]調べ方や情報検索について学ぶ本