超成熟社会発展の経済学

制作 : 樋口美雄  駒村康平  齋藤潤 
  • 慶應義塾大学出版会株式会社
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感想 : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (346ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766420982

作品紹介・あらすじ

10年後の高質化された生活と超成熟社会を描き出す。
第Ⅰ部 経済学の地平から
第Ⅱ部 実業界の最前線から

▼少子高齢化、社会保障制度と財政、経済のグローバル化、環境資源の制約といった課題のもと、より質の高い生活の実現に必要な施策(研究者)と実践(企業人)が示される。

▼第Ⅰ部では、今後予想される少子高齢化と経済成長等を踏まえたうえで、超成熟社会の実現に必要な施策、そして経済システムとイノベーション・システムが検討される。

▼第Ⅱ部では、超成熟社会への発展に欠かせない分野である環境・エネルギー、自動車、医療、高齢者住宅、水ビジネス、電子マネー等の産業の現状と可能性について、第一線で活躍している企業人の取組みが紹介される。

感想・レビュー・書評

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  • これから来る高齢社会に向けて、社会経済システムをどのようにしていけば良いのかについて、経済学的観点に重点に置きつつ多角的に評論した本。面白かった。

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著者プロフィール

労働政策研究・研修機構理事長、慶應義塾大学名誉教授。
1952年栃木県生まれ。75年 慶應義塾大学商学部卒業。77年 同大大学院商学研究科修士課程修了、同大商学部助手。80年 同大大学院商学研究科博士課程修了。82年 同大商学部助教授。85-87年 米国コロンビア大学客員研究員。91年 慶應義塾大学商学部教授。博士号取得。95-96年 米国スタンフォード大学客員研究員、オハイオ州立大学客員教授。2005-08年 国民生活金融公庫総合政策研究所長を兼務。09-13年 慶應義塾大学商学部長。09-14年 内閣府統計委員会委員長。12年 日本経済学会会長(任期1年)。16年 紫綬褒章受賞。2018年、慶應義塾大学を定年退職し、労働政策研究・研修機構理事長に就任、現在に至る。慶應義塾・福澤賞受賞。内閣府、厚生労働省、文部科学省等において多くの公職(労働政策審議会会長、働き方改革実現会議 有識者議員、一億総活躍国民会議 民間議員など)を歴任。

「2023年 『検証・コロナ期日本の働き方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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