折口信夫芸能史講義 戦後篇 上:池田彌三郎ノート

制作 : 伊藤 好英  藤原 茂樹  池田 光 
  • 慶應義塾大学出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (378ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766421828

作品紹介・あらすじ

折口芸能史の全貌がはじめて明らかにされる

▼昭和20年度、22年度、23年度に行なわれた折口信夫の芸能史講義を、池田彌三郎ノートをもとに書籍化。

▼踏歌、田楽、幸若舞、猿楽、歌舞伎、相撲――折口の古代研究の基底をなす「芸能史」の全体像に迫る未発表講義録。

われわれの言う「芸能」の説明では、芸能は演芸に一番あたる。
せり詰めてゆくと、最後の点では演劇的なものに到達するようだが、
実際は演劇でないものがたくさんある。
(略)概括して言うと、演劇、舞踊、歌謡、あるいは曲芸というより詭芸(軽業、手品)、
こういう種類のものだ。それから広い意味の武術、その中、特殊なもので相撲。
そういうものがみな芸能だ。(本文より)

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著者プロフィール

歌人・詩人、国文学・民俗学・芸能史・宗教学者。筆名・釈迢空。
大阪府木津村生れ。國學院大學卒業。國學院大學教授、および慶應義塾大学教授。
1953年9月3日逝去(66歳)。能登の墓所に養嗣子春洋とともに眠る。

「2019年 『精選 折口信夫 Ⅵ アルバム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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