胎児期に刻まれた進化の痕跡 (遺伝子から探る生物進化 2)

著者 :
制作 : 斎藤 成也  塚谷 裕一  高橋 淑子 
  • 慶應義塾大学出版会
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本棚登録 : 14
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (152ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766422962

作品紹介・あらすじ

▼あなたにも魚のような胎児期があった?
私たち人間を含めた動物が胎児(胚)のとき、遠い何億年も前のご先祖様と同じ姿をしていたかどうか――進化発生学(エボデボ)にまつわる150年以上も未解明の大問題に挑んだ著者を待ち受けていた結末とは!?

当時抱いていた疑問を一言で表現するなら、「発生を遡るほど、ご先祖様の姿に近くなるのか?」。なんで、こんな素朴な疑問に対する答えが、どの教科書を見ても、ちゃんと書いてないのか。私は歴代の学者たちが残した仮説や考えに魅了(翻弄?)されてしまい、とにかくこの問題が頭から離れなくなってしまった。自分の理解としては、一蹴するにはどうも証拠が足りない、かといって信じるには証拠が足りない。どうにか科学的に検証できないものか…… <「はじめに」より>

感想・レビュー・書評

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  • はたして胎児の姿は生命進化の歴史が再現されたものなのか。
    ベーア、ヘッケルといった先人たちの考察から
    現代の分子レベルの分析までが紹介されている。

    胚の発生を通してどの段階が「最も進化的に保存されている」と言えるのか。
    それを正しく測定するにはどうすれば良いのか。
    できたとして、「なぜ」そのように保存されるのか。
    そもそもこれらの問題に解答はあるのか。

    研究方法や考え方の流れが興味深く、
    科学史として(読み物として)とても面白かった。

  • 配架場所 : 一般図書
    請求記号 : 481@I100@1
    Book ID : 80100472257

    http://keio-opac.lib.keio.ac.jp/F/?func=item-global&doc_library=KEI01&doc_number=002499956&CON_LNG=JPN&

  • 請求記号 467.5/Sa 25

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著者プロフィール

入江 直樹
1978年生まれ。京都・大阪南部・尼崎・カナダで育つ。京都大学大学院医学研究科博士課程修了、博士(医学)。現在、東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻准教授。専門は、進化発生学、生命情報科学、先天異常学。趣味は、日経サイエンス、お笑い番組、スカイダイビング、スノーボード、ナショナルジオグラフィック、たき火、プログラミング。

「2016年 『胎児期に刻まれた進化の痕跡』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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